2月2日 ソーヤー海が語る!【共生】についての学び ディープエコロジーとキンセントリックリーダーシップ ONLINE

去年(2023)はたくさんの刺激的な学びの機会があった。

面白すぎる学び、問い、インスピレーションをみんなと分かち合いたく、
2回のオンライン(本当は対面でやりたい)イベントを企画した。

1回目は、「共生」をテーマに、DEEP ECOLOGY ディープエコロジーと
去年初めて耳にしたKINCENTRIC LEADERSHIP キンセントリックリーダーシップについてのお話。

申し込みは:https://sharing-symbiosis.peatix.com

みんなのドネーションで生活と活動が成り立っているので、応援お願いしまーす。ギフトの精神を大事にしているから、ギフトチケットもあるよ〜

【DEEP ECOLOGY】
ディープエコロジーは1973年に哲学者アルネ・ネスが提唱したエコロジーの新しい概念。
人間中心な世界観で自然界を捉えるのではなく(人間に有用だから価値がある)、
人間以上の存在にも人間同等の存在価値があり、その存在価値を感じて理解することが不可欠であるという世界観と在り方。

年始にタイ北部のエコビレッジ GAIA ASHRAM ガイアアシュラムで行った、
ディープエコロジープログラムで学んだことや実践したワーク、日常に取り入れられるアクションをシェアしたい。

【KINCENTRIC LEADERSHIP】
インド南部にある巨大エコビレッジAUROVILLE オーロヴィルで開催された、
キンセントリック・リーダーシッププログラムについて、消化しながら学びを分かち合いたい。

キンセントリックリーダーシップとは?(主催者の説明)
世界中のさまざまな文化において、人間のアイデンティティは人間以外の親族と切り離すことはできない。
草原や森林、山や岩、川や海など、私たちが故郷と呼ぶ風景は、親類ともいえる人間以外の生物によって共有されている。
古くから伝わる神話と現代科学は、こうした親族関係をより強固なものにしている。
森林生態学からヒトのマイクロバイオームまで、新たな研究が示唆するのは、人間であることは複雑な旅路であり、
それは多くの仲間の恩恵によってのみ可能になるということである。


キンセントリック・リーダーシップとは、人間以上の世界との直接的なコラボレーションを、
すべての介入、戦略、文化、働き方の中心に据える実験的な分野である。
それは、私たちが根本的に他のあり方を取り込み、複数の知性から学び、互恵的な尊敬、尊厳、相互繁栄という
共通の目的に向かうために影響力を行使することを求めるものです。


面白い話、盛りだくさん!

2回目は「平和」がテーマ。
2月9日夜開催

こちらも併せてチェック!
→ https://sharing-peace.peatix.com/

【2023-2024年の学びの経緯とハイライト】

4月には、茅葺の古民家で自宅出産に立ち会い、その後、概念に一切囚われてない「動物的」な新生児の存在と毎日過ごす中で、
大人になってから忘れてしまうことを気づかせてもらった。

10月後半からインドに行き、大先生のヴァンダナ・シヴァとサティシュ・クマール主催の
Gandhi, Globalization, and Earth Democracyのトレーニングに参加し、
さらにウダイブールのエコバーシティ ECOVERSITY運動の取り組みの視察に行った。
http://tokyourbanpermaculture.com/2023/06/30/earth-democracy-satish-vandana/

11月後半にはベトナムで開催された Dances of Universal Peace (世界平和の踊り)国際トレーニングキャンプに参加して、
言語を越えた平和活動、平和のあり方を体感した。
開催地はタイ(TAY)族の伝統的な村/エコビレッジで、彼らの営みにも多くの刺激を受けた。
http://tokyourbanpermaculture.com/2023/12/24/dances-of-universal-peace-vietnam/

12月の前半はインドの世界的に注目されている巨大エコビレッジAUROVILLE(オーロヴィル)で開催された、
Kincentric Leadership Program キンセントリックリーダーシッププログラムに参加した。

年末には、僕の禅の先生ティクナットハンが始めた僧院エコビレッジPlum Villageで過ごし、
年始にはGaia Ashramというタイ北部にあるエコビレッジでディープエコロジーのプログラムを共同主催した。
http://tokyourbanpermaculture.com/2023/10/24/gaia-ashram-program/

From separation to interbeing

分離の世界から、つながりの世界へ

共生への旅路


*ブログにした参考記事*

最近の学びと活動 
– インド、平和、地球民主主義、ディープエコロジー、リーダーシップ(ヴァンダナシヴァとサティシュクマール)
http://tokyourbanpermaculture.com/2023/11/13/dup-kincentric-gaia-ashram/

【平和、非暴力、愛】についての学びと気づき。子育て、ガンジー、戦争など
http://tokyourbanpermaculture.com/2023/12/30/peace-nonviolence-love/


開催概要

【日時・場所】
2月2日(金)19:00-20:30
オンライン(Zoom)
*アーカイブ配信を行いますので、当日参加できない方も参加チケットでお申し込みお願いします

【参加費】
参加チケット
・0円
・1000円
・2000円
・3000円
・4000円
・5000円
基本的には、お話し会を有料にしたくないとともに、 みんなのサポートのお陰様でこのような活動が続けられているので、
0~5,000円のチケットが選択できる形をとりました。
いただいた参加費は、ホリスティックな(全体性を大事にする)教育を日本で育むための活動費にさせていただきます。 
より多くの人、とくに若者や低所得の方々に届け続けるために、 皆さんの応援を活用していきます。
心が動いた金額を選択してください。

申し込みは:https://sharing-symbiosis.peatix.com


現在、大きく動いている共生と教育をテーマとした活動は、
→ パーマカルチャーと平和道場
https://peaceandpermadojo.wixsite.com/home
→ Isumi Ecoversity プロジェクト(仮)


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 
●ソーヤー海 


共生革命家。「東京アーバンパーマカルチャー」の創始者。1983年東京生まれ、カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校で心理 学、有機農法、サステナビリティを実践的に学ぶ。コスタリカのジ ャングル、アメリカ西海岸などでパーマカルチャーを実践。 原発事故を機に2011年、日本に帰国して「東京アーバンパーマ カルチャー」を立ち上げる。
サティシュ・クマールと2005年に大学で出会ってから、 彼が提唱してきたSoil 大地、Soul 精神、Society 社会とのつながりを深める生き方を探求してきた。その後、2015年の日本ツアーでサティシュと再会して一緒に日本を巡りながら 、辻信一さんにサティシュに会いに行くシューマッハカレッジ・ プログラムを企画しないかと声をかけられる。 2016年あたりから、 日本人向けのシューマッハカレッジプログラムを鈴木えりや寺社下 あかねと企画、通訳、講師、ファシリテーターを担っている。

現在は千葉県いすみ市に住みながら、国内外でパーマカルチャー、 非暴力コミュニケーション、マインドフルネスのワークショップな ど、さまざまな活動を行っている。2016年からいすみ市に「パ ーマカルチャーと平和道場」をGreenz.jpの鈴木なおさん と立ち上げ、共生社会のための実験やトレーニングの場として展開 している。現在は、共生社会を創造する「大学」Isumi Ecoversity(仮)の立ち上げに取り組んでいる。二児の父。

️『Urban Permaculture Guide 都会からはじまる新しい生き方のデザイン』(エムエム・ブックス )、『みんなのちきゅうカタログ』(トゥーヴァージンズ)監修。

 HOMEPAGE http://tokyourbanpermaculture.com 
 YOUTUBE https://www.youtube.com/channel/UC3I3b9BHowCihH4QKXge3Yg
 Greenz.jp 連載 ソーヤー海の共生革命日記

パーマカルチャーツアーやってるよ。