メルボルンのアーバンパーマカルチャー女子 Kat

Kat Lavers(キャット)は、メルボルンの中心市街地から6キロ離れた郊外に住んでいる。僕がキャットの家に泊まったのは2017年。初めてオーストラリアに行った年で、多くのパーマカルチャー実践者と彼らが創造した場に訪れた。

彼女の主な収入は、行政に雇われて有機農業やパーマカルチャーを地域で教えている。日本中の行政もこう言う人を育てたり、実践者を雇って活動を広めるようになったらいいね。

そういえば、いすみ市では市の学校給食のお米や野菜を有機無農薬に切り替える取り組みに中心的な役割を果たしてきた手塚幸夫さんをいすみ市農林課で「生物多様性/有機農業担当主事」として雇ってた。キャットの日本の田舎版。

彼女の裏庭ガーデンは100平方メートルで年に400kgもの食料を収穫ができている。新鮮な野菜、フルーツ、卵まで!

卵はウズラの卵で、鶏より静かだから近所関係に問題になりにくいと彼女は語っている。

映像でも見ての通り、めちゃめちゃ豊かなガーデンでウズラも飼っているのに、作業時間は週にたったの4時間!(フェースブックのフィードを見ている時間を減らせば確保できる時間じゃない?)

時間がかかる部分は、システムをセットアップするところと、畑仕事に慣れるまでの学ぶ時間とキャットは言う。なんでもそうだよね。試行錯誤しながら仕組みを作る時間と新しことを学ぶ時間をしっかりすれば、あとは楽しい創造と収穫の時間の波に乗り。

キャットのオススメは、小さく1平方メートルのガーデンから始めること。しっかり小さなガーデンに取り組んだほうが、中途半端に大きなガーデン/プロジェクトをやろうとするより収穫が多い。2700坪の土地(パーマカルチャーと平和道場)に手を出してしまった側から言うと、まさに!

この映像を作った人たち(HAPPEN FILMS)も最高だね。他にもいっぱい素敵な実践者のムービーがあるから、check it out. こう言うのを僕も作りたいな〜(技術と仲間不足ですすんでいないけど。。。嘆き)

みんなも、ワクワクするビジョンを描きながら、とにかく実践を始めよう〜。室内でも、ベランダでも、空き地でも、知り合いの土地でも。「ない」に囚われずに、何が「ある」かに意識を向けて、苗を買うところからでも、たねを植えてみたり、コンポストを始めてみたり、just start something.

最初の一歩から飛び込む無限のセンスオブワンダーの世界へ
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レミちゃんと若菜ちゃん、映像のシェアありがとう!

最近、出版されたSuburban(近郊)パーマカルチャーのバイブル的な本Retro Suburbiaにも彼女のケーススタディーが取り上げられている。一部は、ウェブサイトで見れるよ。The Plummery Case Study

オススメの本!(まだちゃんと読んでないけど)。パーマカルチャーの創始者の一人、デビッド・ホルムグレンの力作。オンライン版もあるよ

パーマカルチャーツアーやってるよ。