雑誌veggyへの投稿

ワークショップに参加してくれた編集者からの依頼で雑誌veggyの企画に投稿したよ。

お題は:

特集テーマが“ネイティブフード”となっておりまして、古代から食べられていたスーパーフード、ハーブ、スパイス、調味料、発酵食品などの紹介をする予定です。


【質問内容】
①おすすめのネイティブフードorネイティブライフアイテム3つ(アイテム名と説明文合わせて各120字まで、写真3枚)
②あなたのネイティブライフについて(タイトル14字まで、説明文200字まで、イメージ写真1枚)
③その他いただきたい情報:プロフィール写真1枚、肩書き、プロフィール文130字まで


みんなだったら、どんなこと書く?

僕がいつも意識しようとすることは、いかに価値観と世界観をそこに種として植えるか。例えば、好きな商品を3つ書くこともできるけど、それだと「消費のストーリー」を強化してしまう。僕は創造者を増やしたい

We cannot consume (buy) our way to sustainability and health.
消費し続けて持続可能な社会や健康な心身に辿り着ける気がしない。「消費者」という概念/役割が生み出されてから、ゴミが増え続けて、温暖化も右肩上がりで、生活水準と見合わない心身の病気が蔓延していると思っている。

そして、ますますトレンド化しているグリーンウォッシングへのものすごい気がかりもあって、そこにも加担したくない。マーケティング用の「エコ」と本質的なエコ(ecological)は僕の中では全然違う。

そんな思いをこの文字量で、ひげアフロがキラキラ雑誌にどう意味のある種を植えるか。

社会変革の大部分は、メッセージのデザイン、フレーミングとかだから、僕はこういうのが結構好き。情熱的な強い思い曲げずに、どう優しく楽しく表現しながら未知へお誘いをするか。

と、単純に自分が好きなことをシェアしたいっていう、もうちょっと気楽な側面にも影響されている。

目指しているのは豊かな社会だし!

では、お披露目

まずは企画のトップページ

キラキラ〜
ピュアビーガン双子姉妹!
どこに反応しているのかよくわからないけど、すごい

セカンドバッター

キラキラ〜
こういうのがきっと一番響くんだろうな〜って見て思った

固定種の種のブランド organic discoが気になる
ずっと、日本でももっとおしゃれ&ディープ(固定種とか)の種文化が広まるといいのになって思ってきた。

因みに僕がアメリカにいた時に好きだった種パックは
Renee’s Garden

Botanic Interests

ミツバチのためのお花ミックス

両方ともオーガニックや固定種を扱っている種会社で、何よりもイラストが好きだった

カタログで好きだったのはSeed Savers Exchange
トマトだけでも4ページもある!

さて、本題に戻ると
なんと近所(ブラウンズフィールド)の中島デコさんも投稿していた

デコさんらしい、ネイティブアイテムは、1。お皿を拭くためのウエス 2。ゴムベラ 3。うもぼしの種で作った梅醤油

mottainaiを極めている

さらに、小倉ヒラクとヒゲ仲間の三宅洋平もいた!

洋平の写真がやばい。しかも、真菰のお風呂は4年間一度もお湯を変えてないのもやばい。洋平のおかげで僕がだいぶ「普通」な感じがする。

他にも3〜4人紹介されていて、最後が僕だった(順番に意味があるのか分からないけど、ヒラク、洋平、僕は最後)


1。道場でサキちゃんと作った手作り味噌(冨田貴文の影響で毎年味噌を作るようになった) 2。天然酵母のパン in アースオーブン 3。ミミズコンポスト

味噌は他にも数人書いてたけど、さすがに手の中にミミズを包んでいる写真は他になかった。

一つも商品を紹介せずに、全部、他の人や他の生命とのコラボでできるものにした。そして、全部増え続けるもの(人間も!)。しかも、他の人とともに生きることが僕にとってまさに古代の人の生活の土壌だと思って、友達や娘(顔は出さず)も含めてみた。

小人に命令されて木を植えている写真がめっちゃ好き

こういうメディアの難しいところは、フィードバックがないから、どこまで種が実際発芽するか分からないけど、きっと誰かになんらかポジティブな影響があるだろうと信じてやり続けている

最後に、
veggyにこんな表があった

最近、どんどん食への関心やこだわりが増え続けているからなのか、いろんなラベルが認識されるようになっている(航空会社とか)。

ここにないけど大事なカテゴリーの一つがlocavore(地産地消主義)。

僕は、一番下のフレキシタリアン(柔軟なベジタリアン) x locavoreって感じかな。柔軟でありながらこだわることが心地がいい。

さいわい、いすみ市で暮らしてたら、ほぼ100%いすみ市の食材だけで豊かな食卓が実現している。牛乳も近くの牧場から有機の牛乳が買えているのが凄すぎる。そして、知り合いの農家から野菜や卵を入手できたり、畑から食材が取れることがとても贅沢に感じられる。

みんなにもそういう贅沢を味わって欲しい!

パーマカルチャーツアーやってるよ。