昨日の投稿【Greenz】不平等を黙認している私は、抗議される側なのか。の続き
いつもではないんだけど、Black Lives Matterのような信じられないような悲劇でものすごく苦しんでいる人たちのムーブメントを、自分ごととして感じられることがある。英語ではよくsolidarity ソリダリティ(団結とか結束)という言葉を使う。
本質的な共生革命は、すべてを自分ごとにしていく道を歩むことだと思う。分離のない世界。
ギフトエコノミーの提唱者の一人チャールズアインシュタインの本 A More Beautiful World Our Hearts Know is Possibleの中で、人類が抱えている根本的な問題はStory of Separation (分離のストーリー)の中で生きていることだと説明していた。そして、彼が目指しているのは Story of Interbeing(インタービーイングのストーリー)。君あり、故に我あり。すべてがつながっている世界観。
ジョージ・フロイド(殺された黒人)も、警察官も、デモに参加している19歳も、ドナルドトランプも、アメリカ先住民も、アボリジニーの人も、パプアニューギニアの黒人も、安倍首相も、みんなつながっている。みんな影響しあっている。繋がっているからこそ変えられる可能性がある。
まずは、どう繋がっているのかに気づいて感じることだと思う。他人事にしてしまう限り、分離の世界に囚われてしまって、心が動かないと思うから。
you’re only changed by the world if you’re willing to feel it
ドミニック・バーター(restorative justiceの提唱者)の言葉
それを感じる準備ができている時のみ、あなたは世界によって変えられる
安納けん訳
さて、長くなってしまったけど(パッションがあるだけに)、今日はBBCでみたパワフルなナラティブ(お話)
人種差別と経済の関係性
“economics was the reason black people were brought to the US as slaves. “
BBCの編集されたバージョンはここ
Black Lives Matter: ‘How can we win?’ Monopoly analogy explained
モノポリーは僕も子供の頃に遊んでいたボードゲーム。今は「なんて残酷なゲームなんだ」って思う。「家やホテルを建設することで他のプレイヤーから高額なレンタル料を徴収して自らの資産を増やし、最終的に他のプレイヤーを全て破産させることを目的とする。モノポリーとは英語で「独占」を意味する。」wikipediaより。ボード上に刑務所もある!
キンバーリーが言っていることを地球規模に視野を広げた時に、どうなるだろう?
なぜ、2020年なのに裕福な人と、生活がギリギリの人たちが未だにいるのだろう?
しかも、生活に困っている人の多くが、日本を含め色んな国に植民地化された国の人々。地球規模でも、国内でも、コミュニティーの中でも、搾取や抑圧、不公平な関係性を維持する仕組みがあるんじゃないかな?
こういうことって自然消滅しない
だから、意識を向けて、そこに取り組む必要があると思う
その土壌から、平和な社会が元気に育つ
つながりを取り戻して、壊れた関係性を修復しよう
be moved by love
In Solidarity