去年から始めたGreenz.jpの「共生革命日記」
マーマーマガジンでNVCをテーマとした連載「共感男子」などのコラボをやってきた岡澤浩太郎さんがまとめてくれているよ。
今年の初投稿はパーマカルチャー
実は、Greenz.jpもパーマカルチャーを軸にリニューアルしていて、パーマカルチャーのエッセンス「いかしあうつながり」をテーマにしている
「いかしあうつながり」ってなんだろう?
「いかしあうつながり」は、新しい社会をつくるために、私たちが理解すべきソースコードなのではないか? ソーシャルデザインにまつわるさまざまな限界や危機感を超えていくキーワードなのではないか?創刊12周年を機に、greenz.jpはそんな問いを掲げました。そこで本特集では、インタビューや事例検証、コラム、レポートなどさまざまなかたちで、「いかしあうつながり」について探求していきます。
詳しくは「人生も地球も良くしたい!グリーンズ代表が語る、13周年の記念講演を公開します」がオススメ
今回の記事はなるべくシンプルで身近に感じられるようにパーマカルチャーを説明しながら、よく勘違いされてしまう「農法」だったり「DIY生活」だけではなく「デザイン作法」であることを強調しようとしてみた。難しい。。。
Anyways, check it out!
以下はGreenz.jpより(一部コピー)
ハロー! ソーヤー海だよ。今日はこの連載で何度も登場している、パーマカルチャーについて紹介するよ。
パーマカルチャーとは、ひと言で言うと、デザイン作法のこと。食や電力といった一部ではなく、生活に必要なすべてをホリスティックにデザインするやり方のことなんだ。
たとえば、自分が暮らす場所と職場が遠いと、お金とエネルギーと時間が毎日ロスしていくよね。でも、全部が統合されてうまくかみ合っていたら、お金と時間とエネルギーが余る。そうやって、どうやったらより豊かな暮らしや社会をつくれるかをデザインするのが、パーマカルチャーなんだ。
もともとは1960年代にビル・モリソン(Bill Mollison)とデビッド・ホルムグレン(David Holmgren)という二人が体系化したんだけど、そのきっかけは、現代の破壊的な大規模農業に対する解決策を探るためだった。
僕たちの食糧は工業的に生産されるようになって、健康に害を与える化学物質を大量に散布したり、生きるために欠かせない生態系を崩してしまったりして、環境や伝統的な営みを破壊する要素の大部分を占めている。じゃあ、どうしたら永続可能な(permanent)食糧生産(agriculture)ができるか。さらに、農業だけでなく人間の暮らしそのもの(culture)も考える必要がある。こうしてパーマカルチャー(permaculture)が進化していったんだ。
(ちなみに、自然農を提唱した福岡正信さんや平和活動家の賀川豊彦さん(立体農業)も、パーマカルチャー運動にを大きく影響を与えた人たちだよ)
初めてのゲリラガーデン
東京で見たパパイヤの木
上野のアクアポニックス
といっても、具体的にどうしたらいいのかわからないよね。
すごく簡単な最初の一歩は、トマトでもなんでもいいから植えてみること。そうすると、たとえば「食糧」とか自然とのつながりというリターンが得られるよね。
自信がついてほかの苗を育てれば自給率がどんどん上がって、「めっちゃ新鮮な食べものがタダで手に入る!」という感覚が生まれる。オーガニック食品は売っているところが限られていたり買うと高かったりするし「消費者を脱して自給自足をやる!」って言っても、ほとんどの人にはリアリティがない。 でもパーマカルチャーなら、すぐに結果が得られる大きな世界への小さな一歩を踏むことができるんだ。
小さく自然とのつながりを取り戻していって、より自分が養われる生活のデザインをするのが、パーマカルチャーの大事な考え方のひとつなんだ。とりあえず、何かを育ててみよう!
続きはGreenz.jpで!
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CLASSES
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Urban Permaculture Class 表参道の自由大学でパーマカルチャーの3日間講座を今年もやるよ(3/29、4/18、4/19)
Permaculture Design Course パーマカルチャーの全体像を二週間かけて学びたい人向け(4月21〜27日&6月29〜7月5日)
*パーマカルチャー実践コース9月1〜7日(パーマカルチャー的な要素をいろいろ作る講座)とアドバンスド・デザイン・コース11月24〜30日(パーマカルチャーデザインをしっかり学びたい人向け)も行われるよ
パーマカルチャーの全体像を二週間かけて学びたい人向け(
*パーマカルチャー実践コース(パーマカルチャー的な要素をいろいろ作る講座)とアドバンスド・デザイン・コース(パーマカルチャーデザインをしっかり学びたい人向け)も行われるよ
Peace and Permaculture Dojo 暮らしの実践プログラム 一年を通してガッツリパーマカルチャーの理解と実践を深めたい人にオススメ