12月4日 初アジアのエコバーシティギャザリング報告会
僕の活動の大きなインスピレーションとなりはじめているのが、インド発祥のecoversity movement(エコバーシティ運動)。 この運動を始めたManish Jain(文化人類学者の辻信一さんのお友達)は、ハーバード大学を卒業してからUNESCOで勤めていた。エリート大学やUNESCOのような大きな機関が根本的な問題を解決できないことに違和感を感じ始めた。 現代社会や教育のあり方を問い始めて、個人の苦しみ(インドで学生の自殺率が上がっている)や社会問題を再生産してしまっている学校教育に娘をおくりたくないことから、学校教育を受けたことのない田舎のおばあちゃんたちの「だいがく」Grandmothers Universityを立ち上げることから始まったらしい。ギャザリングにも、彼の20歳になった娘も参加していたが、自己紹介の時に誇らしげに”I’m an unschooler”(私は非学校生?)と言ってたのが印象的だった。彼女は、アートや音楽、デザインなどで社会の中で生計を立てている。 エコバーシティ運動は、根元からものごとを捉えて、新しい世界を創造するためにに欠かせない「教育」(世界観作り、意識の誘導)のあり方を探求する、多様な実践者のグローバルコミュニティ。 川を大学にして、川から学ぶ活動があったり、インドの牢獄を大学にして囚人が先生や生徒になったり、先住民族と暮らす大学とか、シューマッハカレッジのようにイギリス政府が認定している学位が取れる大学院まで、多様な取り組みが世界中で行われている。 「僕たちのアプローチはmainstreaming(主流化)することではなく、many-streaming(多様化、多様な流れをつくること)だ」というManishの話がとても印象的だった。 Ecoversities Allianceは、人間と生態系の繁栄を育むために、教育のあり方を根本的に見直すことに取り組んでいます。Ecoversitiesは、地球を支配する持続不可能で不公正な経済・政治・社会システム/考え方を変革することを目指します。https://ecoversities.org 現代思想の前提となっている「分離」、「モノカルチャー(単一化)」、二元論(善悪、正しい/間違っている)から、どう「つながり」の世界観を育むかが僕たちの大きなテーマの一つ。 「命の教育」とは? ecology消費の対象や概念的な「エコ」ではなく、僕たちの存在が含まれている本質的なエコロジーを意識にどう取り戻すのか? community搾取や戦争、囲い込みや奪い合いから、概念(国民、勝者/敗者)やラベル(エリート、優秀、できる人、落ちこぼれ)から解放された、お互いとのつながりや自然な思いやりをどう育むのか? selfそして、自分とのつながりを失ったからこそ、必要となる「自分探し」。幼少期にある自分とのつながりを切らない教育のあり方、子育てのあり方、子供を育てるコミュニティのあり方などについて、僕はエコバーシティの仲間たちと探求しながら、実験をしていこうと思っている。 この前、僕のメルマガ(TUP)に流したメッセージ 僕とGEN-J代表の片山弘子さんほか、弘子さんと縁がある3人の若者が日本から参加した。 先住民族のカレン族の参加者、ミャンマーで命懸けで民主主義運動に関わっている参加者(一人は亡命中)、インドで牢獄を大学(囚人自らが先生と学生)に変えたり街を大学化したりしているチームなどなど、めっちゃ面白い人たちが集結した。 工場型教育(一般の学校や大学)から、どう多様性を祝福して、コミュニティや地球を再生するムーブメントを育むかを、みんなで遊びながら語り合った。 何よりも大事なのがfriendship友情を育むことだと、オーガナイザーのマニッシュが行ったのが、印象的だった。 僕もギャザリングやその後のカレン族の村での滞在で、かなり学ぶ・考えさせられることがあったので、どこかで報告会をしたいと思っている(時間が。。。。)。 報告会では、Ecoversityがなんなのか、ギャザリングがどんなものだったのか、そこで感じたこと、学んだこと、インスピレーションとこれからの流れについて話すよ。 Isumi Ecoversityプロジェクトとか子供のエコロジカル学校プロジェクトとか。。。 そして、チェンマイのカレン族の村で感じたことや、気づいたことについてもみんなと分かち合いたいと思っている。 あまりにも感動したので、12月にまたカレン族の村やエコバーシティの仲間たちを訪問しに行くことにした。 エコバーティについて書いた、過去の記事→ Ecoversity Panel Discussion エコバーシティ創造者のオンラインイベント by…
