【GREENZの記事】ギフト経済(ギフトエコノミー)ってなに?ソーヤー海が経験した、お金の呪縛から解放。

最新のGreenz連載記事「共生革命日記」ギフトエコノミー/ギフトエコロジーが完成した。数ヶ月かかった大切なタネ。これも、多くの人や自然からいただいた学びとインスピレーションを凝縮して、何人かで記事に仕上げた作品。

みんなの役に立ちますように。

全文と写真はGreenz.jp「共生革命日記」で!
(以下は前半の一部。後半は後程)


ハロー、ソーヤー海だよ。今日のテーマはギフト経済(ギフトエコノミー)。資本主義社会のなかでの実験や、シェアリングエコノミーや物々交換とは何が違うのかを、紹介できたらと思う。

僕がギフト経済と出合う前は、それこそお金持ちになって、若い女性と結婚して、子どもがいっぱいいて、でっかい家と車を3台買って……みたいな人生の成功像が僕にも植え付けられていたけど、大学一年生の時にアメリカがアフガニスタンを爆撃し始めたのを目にして、「それってくだらなくない?」って思うようになった。自分が住んでいる国が大勢の人を殺しに行く状況なのに、物質的な成功を追い求めることに意味を感じなくなったんだ。

そして反戦運動をするなかで、戦争は軍需産業や大統領選に欠かせないビジネス戦略だということを知ってから、ますます資本主義経済への不信感が増した。

お金儲けをするために、人を苦しめたり、殺したりすることを促してしまう経済をなぜ僕たちは続けているのか?  

環境破壊もほとんどが短期的利益のために行われてしまっている。
水俣病も、原発事故も、プラスチック汚染も、日本やアマゾンやボルネオの原生林の破壊も、気候変動も。これらは、僕たちにとって致命的な資本主義経済の副作用。

そんな自分が生まれ育った社会に絶望しながら、大学卒業後、最初に就いた仕事がスーパーのレジ係。毎週40時間、自分の貴重な命の時間を安売りして、ロボットのように100人以上になんちゃって挨拶をしながら、数字のゲームのコマを演じていた。

誰かの儲けのために、しっかりとレジに溜まったお金を数えてから、疲れ果てて家に帰ってた。「僕は何のために大学を卒業したのか?」「何のために生きているのか?」って毎日疑問に思っていた。「お金がないと食っていけない」「time is money」「弱肉強食」という世界観に抑えきれない違和感を覚えていた。

とにかく先進国から抜け出さないと、僕のジレンマの「答え」が見つからないと思い始めて、コスタリカのジャングルに移り住むことを決めた。

全文と写真はGreenz.jp「共生革命日記」で!

パーマカルチャーツアーやってるよ。