TUPのビジョン(下書き)
アーバンパーマカルチャーを東京で普及し、住民を活性化し、パーマカルチャー活動家で東京を一気に変身する事です。依存、【しょうがない】、消費という文化から脱退し、本当の幸せ、心の繋がり、深い意識をテーマとしたサステナビリティー文化へのトランジションを実践していきます。教育、研究、実験、遊び、そして一番重要な要素な【実践】でアーバンパーマカルチャーの最先端を東京に解き放したいです。自宅、地域、政治、経済、社会、文化、そして自分たちの心を癒して健康な状態にしましょう!
集会、勉強会、ワークショップなどを頻繁に行い、すでに活動している人々と団体などと連携をしながら、【共生文化革命】を着々と育んでいきます。
理想を現実に!
費用の理念
僕は心のある交換が一番大切だと思います。今まで様々な人に支えられたり、支えてきたり、消費を超えたやり取りなどを経験してきて、色々考えてきました。まだ考えはしっかりまとまっていませんが、頑張ってへたくそな日本語で文章にしてみます。
ここ数年、生活費を極力減らして農的な暮らしをしてきました。必要な物の多くは自分で作ったり、ゴミ箱、ゴミ処理場、リサイクルセンター、自然などで手に入れていました。航空券などを買う為に集中的に働く事もあるし、家族のサポートもしてもらっています。東京に移住し、生産せずに食糧は全部消費する生活となり、日々の交通費、四月からの大学費などと一気にお金が必要な状況に陥ってしまいました。最近は毎日どのようにして平和活動/持続可能な社会作り活動などを続けながら、金銭的にバランスのとれた生活をするかを考えています。大きな悩みです。活動の妨げにならない仕事が見つかるのでしょうか?
そこで、活動を通して生活する事が一番理想的だと思い、ワークショップなど行って生活していこうとかと考え始めました。他所のパーマカルチャー講座の募集人数と費用などの情報収集をしたり、自分のワークショップの金銭的な価値などを考えてきました。だんだんと収入のポテンシャルに執着/欲などが心に現れ、そんな要素に影響されたワークショップではビジョンが実現しないと感じ始めました。そこで、色んな考えがふくれあがりました。
1.パーマカルチャーは自分のパッションなので、今回のワークショップを商品またはサービスとして消費して欲しくないです。またパッションに値段を付けるのは難しいです。
2.ある金額を指定してしまうと、それを払えない人達がワークショップを受けられなくなってしまいます。金銭的な差別をしたくはありません。僕もこの前、里山を整備するイベントに誘われて、いくらかかるのかと聞いたら6000円ぷらす交通費と言われて断念。みんなに広めたい運動なのでだれでも参加できるようにしたいです。
そのうえ、お金の価値は人それぞれです。来月の家賃が払えるかどうかと悩んでいる人の一万円と、一日の食費に平気で一万円を使ってしまう人のお金の価値は僕は違うと思っています。良い悪いと区別するのではなく、その人にとってどれだけの価値があるのかを心で受け止めていきたいです。
3.また、お金だけの交換ではなく、その人が持っている特技や資源などで支え合う事も良いと思っています。ウーフ(wwoof)やワークトレード(work trade)、マッサージ、治療、野菜、取れたての産物などを用いた交換などをいままで経験してきてとても素敵だと感じました。
4.農家とかと行ってきたギフトエコノミーや十日間のヴィパッサナー瞑想で経験したダーナ(ペイ・イット・フォワード)などにも関心があります。自分の日本語に自身がないのでネットで説明を見つけました。これはバークレーにあるメニューに値段のないネパール料理店のお話です。メニューには値段が書かれていません。 なぜなら、食事後にいくら払うかを「客」が決める仕組み だからです。 ギフトエコノミーとは、自ら進んで与えることを前提に成立する経済。
需給関係で価格が決まり、貨幣の支払いと引き換えに
モノやサービスが提供される市場経済とは異なり、
ギフトエコノミーでは、お互いの善意と信頼関係が必要です。
ところが、この店では、ギフトに対して直接の見返りを
期待するのではなく、信頼関係のない見知らぬ次の人に
対してギフトを送るという思想、すなわち「ペイ・イット・フォワード」 が根底にあります。エコノミーとは、「ペイ・イット・フォワード」 が自ら進んで与えることを前提に成立する経済。
需給関係で価格が決まり、貨幣の支払いと引き換えに
モノやサービスが提供される市場経済とは異なり、
ギフトエコノミーでは、お互いの善意と信頼関係が必要です。ところが、この店では、ギフトに対して直接の見返りを
期待するのではなく、信頼関係のない見知らぬ次の人に
対してギフトを送るという思想、すなわち
そしてダーナの説明
dâna(ダーナ) は「あげる」「与える」ということで、英語の give です。「お布施」という言葉からは宗教的な寄付行為を連想しますが、ダーナはもっと単純で広い意味です。誰かに何かを与えることはすべてダーナになります。知識のある人が何かを教えてあげたり、時間のある人がその時間を使って誰かの役に立つこともダーナです。人は他人に何かを与えることによって社会の中で役に立つ存在となり、その生き方が意味のあるものとなります。
5.パーマカルチャー倫理のひとつがShare the Abundance(豊富な物を分けあう)です。自分が持っている豊富な物と言えば、ここ数年実践してきたパーマカルチャーと平和活動の情報や経験、そして活動に情熱的なエネルギーだと思います。それを広めるのが僕の使命だと感じています。
こんな事を言いつつも、やっぱりこれからどう生活していくのかが心配ですが、そんなことにとらわれずベストを尽くして、素敵なワークショップをみんなで作っていきたいと思っています。新しい文化作りの実験。長くなりましたが、そういう事で費用は参加者一人一人が自分で最後に決める形にします。 その方が難しいと思いますが、社会的習慣を変えるのは難しい事なのです。 一緒に頑張りましょう。
これを読んでいただいただけでも、 消費以上の関係ができたと思います。 大切なのはビジョンと心。