【出産と育児という平和活動 ③】この時代に、赤ちゃんを産むか、産まないか
ここまで生きてきて、いろんな国でいろんな人と出会ってきて、「現実」というものが一つではないこと、「正しいと間違っている」は人工的に作られている変動するもの、そして、いろいろな生き方があるということに何度も気付かされてきた。 その中で、衝撃的だった発想の一つが、子供を産まないことの哲学。 自由でい続けたいから子供を持ちたくないって話は、大学生ごろから聞き始めていたけど、ここで紹介したいのは、別の理由で産まないと選択した人たちの話。 出産記念シリーズ【出産と育児という平和活動】 究極のエコビレッジ PLUM VILLAGE 不幸の連鎖を断ちたいという理由で、恋愛もセックスもしないことを自分に誓って生きている人に会ったのは、自分の常識を揺さぶられる体験だった。 しかも、一人ではなく、数百人の10代から80代の男女がいる多国籍コミュニティの全員が、その誓いをしていた。 で、そこはかなり平和で、みんな協力しあってシンプルに暮らしている、豊かな共産主義*コミュニティ *本質的な共産主義と、国レベルで独裁政権の中国、ソビエト、キューバなどを僕は区別ついている そこは、プラムビレッジという禅寺の僧院(母体はフランスで、僕が最初に行ったのはカリフォルニアのDeer Park僧院) 僕は、そこで2ヶ月僧侶たちと暮らしていた時に、なぜ恋愛やセックスをしないかについて聞いた。 その理由は、「執着」と全ての存在を同じくらい愛せなくなるから。 「執着」は苦しみの元 血縁の家族、恋愛のパートナー、親友、子供との関係は、ものすごい執着となり「私の大切な。。。。」、別れた時ものすごく苦しむ。時には、生きる気力を失うくらい。または、痛みで相手を傷つけたり、自分を責めたり。 そして、愛の優先順位ができてしまう。他人より家族を守る。財産や特権は、家族だけに受け渡す。自分の大切な人たちさえ幸せだったら、他の人の苦しみから目を背けてしまう。 僕の解釈としては「全ての命を大切にするために歩みたい平和の道からずれてしまうから」ってことなんじゃないかな。 もう一つの大きな理由は、新しい存在を苦しみの世界に招きたくないから。 考え深い。 コスタリカのジャングルの白人 2008年ごろ、カリフォルニア大学の教員を辞めて、コスタリカのジャングル生活をしていた時に、あるアメリカ出身のカップルと出会った。 世界の危機(気候危機とか)についての話やパーマカルチャーへの関心がすごく共鳴していて、子供の話になった。 彼らは気候危機や人口による環境負荷を考えたときに、子供を産むことは無責任だという結論から、子供を産まないことを二人で決めていた。 それには僕も共感はできる 最近の海外ニュースで欧米の若者が、気候危機と環境崩壊を理由に子供を産まないことを選択しているっているという記事を何度か読んだ。 さらに、経済の不安定化、インフレ、学費やローンの返済とかで苦労している中で、子供を産むことに、あまり希望を感じないよね。その上、コロナとロックダウンとウクライナの戦争(特にヨーロッパの人にとってはインパとがあるんじゃないかな)。 さらにさらに、環境汚染がスケールアップと進化し続ける中、赤ちゃんの中からいろんな汚染物質が発見されている。 → WIRED.jp マイクロプラスティックは、乳児の体内にも蓄積されている:研究結果→ オルタナ イタリアで母乳から初めてマイクロプラ検出→ The Guardian…
