【海の考えごと】うつ病、資本主義、持続可能になれない理由

布おむつを手洗いしている間に、思考が炸裂する毎日が続いている

社会批判/嘆き系が多いっぽく、ちょっと鬱気味なのかもとも思いつつ、ポジティブ/建設的/希望ある活動の重要な側面は、こういう「何かおかしい」とか嘆きという要素。

全体性

お祝いと嘆き

ソーヤー海の頭の中に、興味があれ読んでみて

(僕は、「正しい」ことをいっているのではなく、自分が感じて、信じていることを書いている)

自分のすごいところ うつ病

うつ病という持病/特質をもちながらも、ここまで生きてこれて、うつ病にはあまり優しくない(時には命取りの)社会で、ここまで機能的に生きてこれたのが、すごいと思う。

それだけで十分なはずだけど、どこかもっと何かをしないと、成し遂げないと、価値ある存在にならないとっていう、プレッシャー/習慣が抜けない。とくに、鬱っぽくなると。鬱じゃない時は、ただただ生きているだけでハッピーなんだけど。。。

人と関わるのもものすごく精神的な負荷、愛着障害的な症状、不安が伴うわりには、人を信頼し続け、傷つきながらも心を開き続け、身を委ねてきたのは、ものすごいチャレンジ。

うつ病の体験がない人はわからないと思うんだけど、鬱の状態だと本当に生きているのが大変なんだよね。ものすごい不安と恐、自信のなさ、周りからの理解のなさから感じる孤独感と絶望。

何度も死にかけたけど、ここまで生きてこれた自分をお祝いしたい

みんなも、よかったら自分をお祝いしてね

all we need to do is be alive

and love

資本主義の嫌いなところ

とにかくときめかない。これよりもっとみんなが豊かになれる経済、社会作れるでしょう!って思う。資本主義は、僕の中で「残念賞」。

・みんなが不誠実になっていく感じがする。

・全てが消費の対象になっていって、全てから意味が抜かれていく。反資本主義だったチェイ・ゲバラはTシャツにされ、ガンジーも紙幣にされ、エコは商品を売り込む宣伝文句になってしまう。これを続ける意味はあるの?

・多くの人/生命が苦しんで犠牲になっていること。子供たちも。

・精神病を餌食にして、悪化させている。依存性が高い商品は儲かる(ギャンブル/投資、製薬/麻薬/タバコ、SNS、ゲームなど)。多くの人が、平気で依存を利用して、消費者からできるだけ搾取して、裕福な人たちをさらに裕福にする、あまり健全とは言えない営み。

・プライスレスな世界を安売りするところ(健康、家族との時間、大自然、つながり)

・現実的でないこと

・前提が間違っている(自然と人間が分離していることとか)

・自滅的であること

「異常な社会に対する正常な反応が、うつ病である」

平和心理学の授業で、このことを扱った記事を読んだことがある。うつ病は、さまざまな原因があるだろうけど、今後もどんどん増えていくんじゃないかな。持続可能性、健康、平和の重要さを教育や宣伝でしつこくアピールしながら、環境破壊と搾取で成り立っている暮らしと経済がノーマルで、環境再生するような暮らしや、本気の平和活動は特別視されたり、批判の対象になったり。

どんな危機があっても、真面目に働いて、便利でお得なものとサービスを消費し続けよう!で、気をそらし続ける。

その異常さに気づいて、なんとかしようとして、絶望したら、うつ病になるのは、正常じゃないかな?

僕たちが持続可能になれていない理由

・We don’t know what “sustainable” actually is. 持続可能が実際なんなのかが分からない。

持続可能な暮らしや社会の原体験が、ほとんどの現代人にはない。

・extrinsic motivation/pressure, not intrinsic motivation/not being moved

心の内側というより、外(政府や企業)のプレッシャーや宣伝が原動力になっている。

・持続不可能な経済と社会を変えずに、持続可能な未来を目指している。

・持続可能じゃない生き方に依存しているから。アル中がアルコールを手放せないように、僕たちはお金、モノ、消費を手放せない。でも、不可能ではない。難しいね。

・人間と自然が分離して世界観から抜け出せないから

・忙しすぎる状態をみんなで維持しているから(環境再生とか、平和活動とかする時間もこころの余裕もない)

・女性/女性性や若者が、政治や思想の領域で影響力を持ててない

can we change?

富裕層のジレンマ

裕福であれば、あるほど環境負荷の高い暮らしをする傾向がある。そして、裕福さの元は環境破壊と搾取から成り立っている(とくにテック業界、金融、エネルギー、農業、建設、採掘)。裕福さ、権力、影響力に依存しているから、そこは守り続ける。そして、裕福であれば、あるほど環境破壊や搾取から自分を守れる。問題を体感しにくい生活をしている。

そういう人たちが、社会で一番影響力を持っているのは、致命的な状況。そして、彼らは社会/経済のヒーローと謳われて、敬られる(大スキャンダルになるまでは)。

彼らの立場を守りながら、解決策を考えないといけない不可能な状況に何十年、何百年もハマっている。

文明が滅びる一般的なパターン。

どうしたらいいんだろうね?

持続可能な暮らしを見下し、破壊してしまうジレンマ

持続可能な暮らしを体現している先住民、お百姓、貧困層(お金に頼らずに暮らさざるおえない人)から学ぼうとせず、存在すら気づかなかったり、軽蔑したり、抑圧して時には殺してしまう。現実的な持続な生き方は受け入れずに、存在しない概念と妄想の持続可能な未来を目指しているのは insanity.

今日のニュースでアマゾンの森で虐殺されている先住民の話や、ノルウェーで抑圧されてきた先住民の話が出ていた。タイ王国に包囲されたカレン族の友達も、政府が何十年も進めてきた土地略奪に今でも抵抗している。何百年もその森で共生してきたカレン族の森を切り倒して、大気汚染をする大企業のカーボンクレジットとして売れる植林計画。

アマゾンの先住民は、牛肉(金)、大豆(金)、採掘(金)、木材(金)のために土地と集落を燃やされ、拷問されたり、殺され、神聖な森と共に消えていっている。先住民の大虐殺は今も続いていて、世界中の「普通の人たち」がその恩恵(安い商品、雇用、投資の儲け)を頂いている。本当に歪んだ世界だよね。

we are destroying what we seek 

探し求めているものを、僕たちは気づかずに破壊している。

We are destroying ourselves

僕たちは、自分自信を破壊している。

We are nature. Destruction of nature, is destruction of self

僕たちは自然。自然破壊は、自分破壊。

パーマカルチャーツアーやってるよ。