【GREENZの記事】すべての生き物たちと食べられる森をつくる。パーマカルチャーデザイナー大村淳さんとの対話
パーマカルチャー仲間の大村淳くんのインタビュー記事。彼はフォレストガーデン(森のような畑)の超オタク(専門家?)! 彼と撮ったRadioActive Radioのインタビューや、この前アップした彼らが手がけているフォレストガーデンのYOUTUBEもオススメ パーマカルチャーと平和道場でも、2700坪の土地にフォレストガーデンを育てていて、すもも6種類、梅、柿、栗、桑、柑橘系、ザクロ、ブルーベリーも数種類ずつ植えてある。その他、ビワ、温暖さくらんぼ、かりん、りんご、いちじく、フェイジョア、シーベリー、ぶどう、やまぼうし、ヤマモモ、グミ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、くるみなども植えた。AND ビッグチャレンジとして耐寒性のあるアボカドも! いやー、書いているだけでワクワクする!(半分くらいはまだ収穫がないけど) みんなもぜひ、果樹とフォレストガーデンの世界を味わってほしい。世界観が変わるから! シアトルの大都会に住んでいる、パーマカルチャー仲間のDaveが言ってたのは、とにかく自分が収穫できるかは関係なく、果樹を植えられるところに植える。みんながそうするようになれば、どこででもフルーツが獲れるようになるから。 ゲリラでいいからみんなも植えてみて それが、誰かの自然とつながるきっかけになったり、ギフトの波紋と触れる機会になる PLANT TREES AND REFOREST OUR PLANET マニアックすぎるかもしれないけど、淳くんと鈴木なおさんの記事は有用な情報が詰まっているから、check it out! GREENZ すべての生き物たちと食べられる森をつくる。パーマカルチャーデザイナー大村淳さんとの対話(前編) 記事の一部 NPOグリーンズの合言葉でもある「いかしあうつながり」とは、関わっている存在すべてが幸せになり、幸せであり続ける関係性のこと。それをみんながデザインできるような考え方、やり方をつくり、実践し、広めるのが、NPOグリーンズの新しいミッションだ。 とはいえ、それってどんなこと? 発案者の鈴木菜央も「まだわからない(笑)」という。「わからないなら、聞きに行こう」というわけで、鈴木菜央が「いかしあうつながり」「関係性のデザイン」に近い分野で実践・研究しているさまざまな方々と対話する連載。第2回目はパーマカルチャーデザイナーでフォレストガーデンを実践する大村淳さんです。 すべての生き物たちが食べられる森をつくる 鈴木菜央(以下、菜央) 淳君のベースはやっぱりエディブルフォレストかな? 大村淳(以下、淳) うん、そうだね。 菜央 エディブルフォレストって何? ってところから話を始めたいんだけど。 淳 エディブルフォレストっていうのは、生き物たちが豊富に集まっている若い森をモデルにしながら、人間の暮らしに必要な食べ物を与えてくれる様々な植物たちで森をつくるということ。人間が暮らすために必要な食べ物や、暮らしで必要な物を自給していくためのデザインの体系、とも言うことができるかな。そういったガーデニングや菜園のつくり方を総称してエディブルフォレストという風に呼んでいるんです。 で、僕は人間の食べられるものを自給自足させていくということもすごく大切にしているんだけど、もうちょっと解釈を広げて、すべての生き物たちが食べられる森をつくれたらいいなと思っていて。僕が手掛けている森の中には、人間が直接食べることができないけど、身近にいる鳥やいろんな虫たちが食べられるような木々や植物が育つ環境づくりもしていて。できるだけ人間を含めたいろんな生き物たちの食べられるものが、その森で満たされていくっていうようなことができたらいいなという思いでやっています。菜央 人間以外にとっても、食べられる森。 淳 そう。だから「エディブルフォレスト」という呼び方も実は使っていなくて、「フォレストガーデン」っていう森のような菜園っていうところを僕は表現しているんですね。エディブルってなっちゃうと食べられるものだけの森っていう風になってしまう可能性もあるなと思っていて。例えば、建材で使えたり、クラフトで使えたり、薬草になったりする植物も入れ込んだりしているし、そうやって食べられるものだけではないというところも大事にしたいなと思っています。なので、僕が必要なちょっとした支柱に、森から生まれている枝を使っていたりする一方、鳥たちが巣をつくれるような高い木もあえて、しっかり残しておいたりしていて。人間以外の、鳥やほかの生き物たちも家がつくれる森、みたいな、そういうニュアンスで意識はしています。 続きはGREENZで!