【記事】Zen 2.0 ソーヤー海×藤野正寛「Inner Wisdomと苦しみの原点:幼少期と子育て」

2022年に建長寺(鎌倉)で行われたZen 2.0で、「Inner Wisdomと苦しみの原点:幼少期 と子育て」というタイトルで、幼少期のトラウマ、精神病、子育てと苦しみの再生産をテーマにトークをした(しかも、鬱病中!)

対談相手は、瞑想状態をMRIなどを使って医学的な研究をしている藤野正寛。彼とは、ヴィパッサナー瞑想や、深い気付き/ヒーリングをもたらす薬草への関心がある仲間(Part 3にちょこっとアマゾンの体験の話が出てくる)。

二人ともお父さんとして子育てを試行錯誤しながら、平和な世界を創造することに取り組んでいる。

この対談(ほとんど僕が喋りまくってしまった)のお陰で、北鎌倉にある禅寺円覚寺の横田老子と瞑想/トークイベントが開催されることになり、その後、修行僧が数名パーマカルチャーと平和道場を体験しにきてくれた。ナイス!

WEBサンガジャパンが記事にしてくれたので、読んでみて。

以下、WEBサンガジャパンより

ソーヤー海(東京アーバンパーマカルチャー創始者、共生革命家)
藤野正寛(NTT コミュニケーション科学基礎研究所リサーチスペシャリスト)

2022年9月10日と11日に、リアルとオンラインのハイブリッドで開催されたZen2.0 2022。その初日の午前中に行われたソーヤー海氏と藤野正寛氏のトークセッションは、今年の全体テーマである「Inner Wisdom」に、“子育て”という切り口から迫った斬新なものでした。それぞれのスペシャリストとしての立場からはもとより、お互い4歳と生後8カ月の娘の父親としての実体験を交えながら語られた、明快かつ現代への深い問題提議でもあるお二人のInner Wisdom論を、ここに再録します。

僕の母親の家系はけっこうシビアな家族環境が続いていて、僕もうつ病があり、僕の母親も弟もうつで、時には自殺したくなるぐらいの深いうつに入ったりします。最近はうつに入ると、それを観察するのがけっこう楽しくて、「うつの状態ってどういう状態か」って俯瞰視しながら観察したりしています。
    子育てをする中で気づかされたのが、娘は僕がいないと存在しないということ。僕のパートナーもいないと存在しない。僕たちがいて娘が存在する。で、僕も母親と父親がいて存在して、という感じで、それをティク・ナット・ハンはインタービーイング(Interbeing)という表現で言っています。僕は相互依存という日本語訳は好きじゃないから「共生」と表現しますが、やっぱり常につながりの中で存在していて、僕たちはみんなお互いの一部であるんだよね。だから子育てをするときに親の嫌な部分を子どもに植え付けちゃってるのもすごく見えるの。
    そのシンプルな事例が歯みがきの強制。「歯、磨きなさい」っていうやつ。。。

第1回    子育ての現場で始まる不幸の連鎖

ソーヤー海×藤野正寛「Inner Wisdomと苦しみの原点:幼少期と子育て」[1/3]

第2回    「トラウマが世代を超えて受け継がれてしまう」とは

ソーヤー海×藤野正寛「Inner Wisdomと苦しみの原点:幼少期と子育て」[2/3]

第3回    世の中への信頼と、答えを求めない姿勢で「今ここ」を楽しむ

ソーヤー海×藤野正寛「Inner Wisdomと苦しみの原点:幼少期と子育て」[3/3]

パーマカルチャーツアーやってるよ。