僕の世界観や活動のベースになっているのが、ディープエコロジー
*写真はGaia AshramのDeep Ecology and Permacultureプログラムより
人間中心 anthropocentric な世界観やエコロジーから、より本来の人間の在り方、先住民や大地に根ざした人々の現実
具体的な活動の話は→ 最近の学びと活動 – インド、平和、地球民主主義、ディープエコロジー、リーダーシップ(ヴァンダナシヴァとサティシュクマール)
僕の先生の一人サティシュ・クマールは、ディープエコロジーよりもっと深い reverential ecology レヴァレンシャルエコロジー(畏敬の念に満ちたエコロジー/崇敬のエコロジー)を提唱していて、その表現にも共鳴しているけど、まずはディープエコロジーを紹介したい。
*Resurgence Japanにサティシュの「レヴァレンシャルエコロジー」の記事があったので、よかったら読んでみて。
自然への深い感謝
今月のインドで再会したヴァンダナ・シヴァのEarth Democracy (地球民主主義)の活動との関連性も高く、ぜひみんなにもディープエコロジーとアースデモクラシーについて考えて、感じて、アクションをとってほしい。
ディープエコロジー
ディープエコロジー(Deep ecology)は、1973年にノルウェーの哲学者アルネ・ネスが提唱したエコロジーの概念である。
ウィキペディア
ネスはそれまでに存在した環境保護の活動を「シャローエコロジー」(Shallow ecology)とし、欠けている分野を深めたものを「ディープエコロジー」と名づけた。ネスによると、すべての生命存在は、人間と同等の価値を持つため人間が生命の固有価値を侵害することは許されない。従来の環境保護運動では、環境保護は人間の利益のためでもあると理由づけされていたが、ディープエコロジーにおいては環境保護それ自体が目的であり、人間の利益は結果にすぎない。

いろいろ検索していたら、ダルマサンガのウェブサイトにまとまっていたポイントが分かりやすかったから、シェアしたい
以下、dharma-winds.netより
ディープ・エコロジーの7つの特性
アルネ・ネスは、「シャロウ・エコロジー運動と長期的視野に立ったディープ・エコロジー運動」The Shallow and the Deep, Long-RangeEcological Movement, 1973)において、彼の主唱するディープ・エコロジーの7つの特性をあげている。以下、その要点である。
- 環境のなかに個々の独立した人間が存在しているというような原子論的な見方ではなく、世界というものを、網の目のごとく、相互 に連関した個々の要素の連続体として関係論的に、また全体論的にとらえようとする。
- 人間中心主義ではなく、生命圏平等主義(biospherical egalitarianism)の立場をとる。
- 生命の多様性(diversity)と共生(symbiosis)をもとめる。
- 平等主義という原則から反階級制度の姿勢(anti-class posture)を貫く。
南北間の経済格差の問題をも含めた人間社会における一 切の差別や抑圧に反対する。(この点では、ソーシャル・エコロジーとも共闘できる。)
- 環境汚染や資源枯渇に対する闘いを支持する。この点では、シャロウ・エコロジーとも協力できる。
- 混乱(complication)とは区別された意味での複雑性(complexity)を重要視する。
これは人間社会における断片化され単純化された労働よりも、人間が全人格を傾けて能動的に協同できるような分業を支持することにつながる。
- 地方自治と分権化を支持する。この点で、エコ・リージョナリズムとも提携することができる。
体感的な学びのお誘い
僕は仲間達と、このような世界観、教育、アクティビズムを育むために、さまざまな活動をしているので、ぜひ参加してほしい。
一緒に何かを企画するのもウェルカム!
(目的とタイミングにもよるけど)
つながりが前提の世界観を生きよう
we inter-are
***直近の大企画***
2024年始 タイ王国のGaia Ashram エコビレッジ体験「つながりの中で生きるディープエコロジー」
ディープエコロジーをコミュニティで体現している村
ディープエコロジーを体感する拠点
パーマカルチャーと平和道場
全身で感じる(長く滞在すればするほどディープ)
オンライン学びのコミュニティ
IKASHIAU DESIGN VILLAGE
随時募集中
東京の拠点/都会型の教育プログラム
実践!アーバンパーマカルチャー
2024年の講座企画中
パーマカルチャー(&ディープエコロジー)の映画
パーマカルチャードキュメンタリー「TERRA」
上映しよう!
先住民と暮らす、森の中で生活する