【Greenzの記事】お金とは、ラーメンである。日本各地でエコビレッジづくりに奔走している工藤シンクさんが、無一文で生きる理由

エコビレッジサイハテの発起人、工藤シンクの面白い記事がGreenz.jpに載ってた。

彼も革命家で、同じようなノリで新しい世界を創造している仲間だと感じている。会話をすると、すっごくつっこみたくなることはいっぱいあるけど(サイハテの運営メンバーとのインタビューでその様子が見れるよ)、結局は同じようなことをちょっと違う表現を使って世の中に波紋を出しているんだなって思えてきた。

最近、彼は11年間根ざしていたエコビレッジサイハテを去って、世界中を巡っているらしい。

面白い記事なので読んでみて
全文はGreenz.jpで!

下は、ちょっとだけ記事のサンプル

自らを無一文と称して日本中を飛び回る多忙な人物がいる。工藤シンクさんは、現在サイハテの運営から離れ、「お金のために働く」こともやめて、お金と距離を置きながら、昨年春から日本各地のエコビレッジづくりに奔走している。

そもそも2011年に、東日本大震災の疎開者を受け入れるために奔走していた彼が宇土半島の眺めの良い尾根上に使われなくなった保養施設があるのを知り、そこをエコビレッジにしようと決めたときも、ポケットにはたったの300円しか入っていなかったという。しかし、工藤さんは出資者をつのり、その4ヶ月後には1万坪の敷地を持つこの施設を居抜きで引き継ぎ、ルールもなくリーダーもいない「お好きにどうぞ」というコンセプトを掲げて、エコビレッジ・サイハテをスタートさせた。

工藤 今、みんなが一番やったらいいなと思うことが、自分たちのムラ(コミュニティ)をつくること。ムラづくりなんて一生に一度の大事業だと思うけど、持続可能なムラができて、幸せを感じていけるなら、政治や経済が機能しなくなっても笑っていられる。だから、ムラをつくっちゃおうって思えるよう、僕は盛り上げていきたい。

僕は、今が資本主義競争社会の最終局面だと思っています。勝ち負けを繰り返した先にあるのは、搾取する側と搾取される側の構造でしかないし、それって末期症状ですよね? 当然、これまでの資本主義経済のやり方に限界を感じて不安な人たちもいるし、「グレートリセット」(既存の金融・経済システムを持続可能なものにするために再構築すること。2021年の世界経済フォーラムで発表された)なんて言葉が当たり前に使われる世の中になってきているので、この経済が崩壊したときに、生き残っていけるようにエコビレッジが投資の対象になってきているんです。

もし、今ある経済が破綻したら、流通も止まって食料もなくなるかもしれない。そうなってくると、お金はもはやババ抜きの「ババ」で、お金を貯め込んでいる人が負けのゲームになってくるんだと思う。だから、僕が無一文で日本中を動き始めたのは、そのババをたくさん集めて、各地にエコビレッジをつくっていこうという作戦でもあるんです。だって、僕自身が欲にまみれていたら、誰も信用して出資しようとは思わないでしょう? だから、無一文で行動することは、僕がお金のためにやっているわけではないことをブランディングした1年です。あざといでしょ(笑) でも、やりたいことを実現するためには、むしろみんなにそういうことをしてほしいなとも思う。

全文はGreenz.jp

パーマカルチャーツアーやってるよ。