自由大学の講座・実践!アーバンパーマカルチャー2020春
2014年から始めた東京アーバンパーマカルチャーの4D実験。表参道のエッジに、エッジの効いた、コミュニティによる都会のガーデンエコロジー。東京の生態系の世界へ踏み込みながら、意識を変えて、文化の創造者になる講義。楽しいよ! COME JOIN US! 以下、自由大学のwebsiteより。(文章がアップデートされてない部分もある) 活かし合う関係性をデザインする パーマカルチャーという言葉をご存知ですか?1970年代にオーストラリアで生まれたパーマカルチャーは、「Permanent(永続的な)」と「Culture(文化)」をあわせた造語。持続可能な生活・文化・社会のシステムをデザインする知恵のことです。 こう書くと、「高尚な思想を持って、田舎で自給自足」という自分の生活からは遠いイメージがあるかもしれませんが、実はその本質は「活かし合う関係性をデザインする」ということにあります。田舎だろうと、都会だろうと、色々な人やモノが関わりあって成り立っているのは変わりません。だとすると、むしろ人やモノが多い都市にこそ、パーマカルチャーというコンセプトは力を発揮するのではないでしょうか。 Problem is Solution/課題あるところに解決がある 環境問題をはじめ、現代の社会問題の原因の多くは都市が発端になっています。しかし、パーマカルチャーには「Problem is Solution/課題あるところに解決がある」という言葉があります。これまでゴミだと思っていたものが実は大事な資源になったり、事件や事故が却って状況をよくするチャンスになったり、全ては創造力次第・・・!そう考えると、一見問題ばかりに見える都会にこそ、多くの可能性の芽があるはずです。 Urban Permacutlureを自分たちのコミュニティで実践するための講義 教授のソーヤー海さんは、パーマカルチャーの考え方を、都市の自然と人間、街との関係にも応用することで、目の前の都市からより大きな世界を変えていくことを目指しています。東京にタネを植え、スキマを見つけてさまざまなことを自分たちでやってしまおう!自らに変革を起こし、実践していく講義です。 ソーヤー 海さんからのメッセージ 何年も育ててきたCommune Gardenのビジョン。やっと実践の時が来た!尊敬しているガーデナー石田のりかさんとCommune 2ndチームと共に、大都会の中のミクロなオーガニックガーデンを実現させる。アーバンパーマカルチャーのモデルケースを目指して、都会の循環型なシステムを計画中。Commune 2ndのフードカートからの生ゴミをミミズコンポストで堆肥にして、堆肥からオーガニック野菜をその場で育て、オーガニック野菜を屋台に活用してもらう。 そんなワクワクのプロジェクトを自由大学と連携して、受講生と手を動かしながら作っていくよ。実践を通して学ぶのが一番!Commune Gardenを作り上げるだけではなく、みんなもガーデナーとして自信をもって、新たな菜園を都会中に作れるようになってほしい。ただ植物を育てるのではなく、土をつくり、生態系に触れて、新しい時代を創造していくコミュニティーになることを目指している。 今期は植物についての内容を強化してやっていくよ!都市にあるCommune 2ndでどんな植物を育てたらいいか、どう育てていったらいいか一緒にやってみよう。そして、Commune Gardenで実験して学びつつ、自分のフィールドでもLet’s try! 関連企画も検討中。スペシャルゲストも現れるかも!受講生はスケジュールに余裕をもって参加してもらえると理想かも。時間枠内に作業が収まらない可能性があるので。OK, lets garden!!!! 石田紀佳さんからのメッセージ パーマカルチャーの哲学を、共生革命家の海さんと通じて学ぶ講座はわたしにも刺激的でした。だからより多くの方に触れていただきたいなあと思っています。 今回は春の天然自然を街の屋上で感じます。植物たちもわたしたち動物も変化していますね。過酷な夏をこえた秋のガーデンのような人間になりたい。パーマカルチャーの哲学ももっとディープな面にアプローチ! 都市の屋上という通常の日本列島の風土とは違う場所で、どんな生き物たちと遭遇し、わたしたちがどう変わっていくのか、すっごく楽しみです。…