【お知らせ】9/16(木)に「いかしあうデザインカレッジ 体験&お話し会」開催決定!
「共に生きる」生き方とそれを実践する学びの場づくりを追求してきたソーヤー海(共生革命家)と、鈴木菜央(greenz.jp編集長)がタッグを組んで、コロナ後の人生と暮らしのデザインをオンラインで学ぶ場「いかしあうデザインカレッジ」が参加者を募集しています。不明確さと迷いに満ちた時代で、新しい時代の生き方を模索したい人、自分も家族も地域も地球も豊かになれる暮らし方、仕事の仕方、社会のつくり方を学びたい人は、ぜひ参加してください。
いかしあうデザインってなに?
いかしあうデザインとは、
です。
そして、「いかしあう」には
という意味をこめています。
今、この地球で起きているあらゆる問題(環境問題、社会問題etc)を引き起こしているのは、この「いかしあわない」関係性にある、と僕らは考えています。
わたしたちの社会の根っこにあって社会を形づくっているのは、「戦う、奪う、勝つことを目指す考え方・あり方」です。この考え方は「いかしあう」のとは逆の「いかしあわない」関係性をつくりだします。
私たち人類は自然も他人とも戦い、征服し、奪い、捨てようとしているのです。その結果、自分自身とも「いかしあわない」関係性を生み出します。
いかしあうデザインは、根っこにある考え方・あり方を「共に生きること」に変えて、自分自身、人と人、人と自然の「いかしあう」関係性をつくりだすデザイン手法を学びます。
いかしあうデザインカレッジの目標は、「いかしあうデザインを実践できる人になる」です。
いかしあうデザインで、どんなことができるのか?
いかしあうデザインを実践できると、どのようなことが実現可能なのでしょうか? 参考に、これまで先人たちが実践してきたことをまとめたのが、この図です。しかし、この図に書かれていることは、いかしあうデザインで実現できることの、ほんの一部です。いかしあわない世界に生きる僕らには、新たにデザインできる領域は無限に広がっています。
いかしあうデザインを学べる4つの領域
いかしあうデザインカレッジでは、いかしあうデザインを学ぶ領域を4つ用意しています。すべて自由参加ですので、自分が学びたい場所で学ぶことができます。また、忙しい時期に能動的な領域のみにとどめ、時間ができた時にゼミナールを受講するなども可能です。すべての講座で予約なしで受講することができます。
ゼミナール
いかしあうデザインを具体的につくるためのプロセスを学ぶ、集中講座/ワークショップです。
ゲストトーク&ワークショップ
「いかしあうデザイン」の実践者を招待して行う、講義/参加者との(または参加者同士の)対話/ワークショップです。
コミュニティビルディング
いかしあうデザインカレッジの参加者同士で知り合い、応援しあい、仲間になる、さまざまな活動です。
サークル
同じ興味を持った人同士が集まり、共に学び、高め合うための仕組みです。
それでは、一つずつ説明していきます。
ゼミナール
ゼミナールは、このカレッジの核となる部分で、いかしあうデザインのために必要な考え方、あり方、具体的な方法を学べる、集中講座/ワークショップです。ご自身のフィールドで実践しながら繰り返し学んでいくことをおすすめしますが、下記概論から発表会までの7回のワークショップに参加すれば、期間ではおよそ7〜8か月で一通り体験ができます。これらのワークショップは、毎月1回開催しています。それぞれの日時は下の方にあるスケジュールをご確認ください。
ゼミナールで使用する教材について
ゼミナールでは教材として「いかしあうデザインカードセット」を活用してワークショップを行います。「いかしあうデザインカードセット」の現物は入会特典としてすべてのgreenz peopleへお届けしていますが、会員にならずにカレッジに通いたい方には、オンライン版も用意しています(カレッジ内で毎回ご案内します)。
ゲストトーク&ワークショップ
「いかしあうデザイン」の実践者を招待して行う、講義/参加者との(または参加者同士の)対話/ワークショップです。いかしあうデザインにおいて、幅広い関連分野から第一線で活躍するゲストたちの話や対話から、自分がどの分野に興味があるのかを見つけたり、深めたりすることができます。
2021年7月〜9月のゲスト
戸谷浩隆 「ありのままをいかしあうには」パーマカルチャー多世代シェアハウス「ウェル洋光台」大家
小山宮佳江 トランジション・ジャパン共同代表 理事
池辺潤一 Studio ikb+ 建築設計事務所代表・藤野地域通貨「よろづ屋」事務局
のお二人からのトークテーマ「地域通貨で人と人が心からつながるまちをつくる」
注意!今回募集している第3期は、これより下、10月からの参加になります。なお、過去の録画された講義はすべてタイムシフト視聴が可能です。
2021年10月〜12月のゲスト
小野寺愛 「足下の自然と子どもに学ぶ場をつくる」一般社団法人そっか共同代表・スローフード三浦半島代表
石田紀佳 「テーマ話し合い中!」フリーランスキュレーター/ワークショップ講師
鈴木俊太郎 「電気を自給する暮らしとコミュニティをつくる」藤野電力技術担当・百姓を実践する漢方整体森氣庵院長
2022年1月〜3月のゲスト
中島デコ 「いかしあう暮らしと食べ方」料理研究家・ブラウンズフィールド主宰
榊笙子 「種からはじまるいかしあう暮らし」パーマカルチャーデザイナー・愛知アーバンパーマカルチャー・たねとみつばち 土と太陽
鈴木菜央 「ローカル経済
を手作りする」いすみローカル起業プロジェクト・いすみ発の地域通貨「米」(まい)
コミュニティビルディング
いかしあうデザインの基礎は、人と人の豊かな関係性をつくる、コミュニティビルディングです。カレッジ参加者同士が仲良くなり、お互いの興味関心について知り、お互いのプロジェクトを助け合ったり、共に歩む仲間になっていきます。
コミュニティビルディングの具体的な手法の実践(チェックインアウトなどの基礎から、ワールドカフェ、ポットラック、ペチャクチャナイト、OSTオープンスペーステクノロジーなどのファシリテーションまで実践を通じて学びます)
サークル
サークルとは、参加者が主体となってつながり、学ぶ活動です。オンライン勉強会や、経験や知っていることをシェアするお話し会、オフラインの見学会などが企画されています。
いかしあうデザインカレッジでは、現在、庭やベランダに「食べられる森」をつくりたい人が参加する「フォレストガーデンサークル」、参加者のやってみたいことをサポートしあう「みんなの夢サークル」、ギフトエコノミーを実際にやってみようという人が集まっている「ギフトエコノミーサークル」などが活動しています。サークルは誰でも、立ち上げたい人が3人集まり、立ち上げられます。
フォレストガーデンサークルの様子はサークル参加者による記事を読んでみてください。
こんな方に参加してほしい
いかしあうデザインカレッジは積極的に実践する人たちがたくさん集まり、疑問や問い、ノウハウ、成果などを共有したり、仲間を見つけられる場にしたいと思っています。なぜなら、実践が最高の学びだからです。ですから、いかしあうデザインの学びに意欲がある方で、いかしあうデザインを実践している、またはこれから実践する方に参加してただきたいと思います。実践のフィールドは問いません。自分の暮らしでも、マイプロジェクトでも、地域活動でも、企業内変革でもなんでもOKです。
また、いかしあうデザインカレッジは基本的にオンラインでの活動となります。オンラインでの活動に問題がなく、かつそれを楽しめる方に参加していただきたいと思います。