ハロー
昨日、パレスチナ、イスラエル、コロンビアにいるNVC Global Festival “NVC RISING”の企画者と打ち合わせをした。分断のない全ての人や命が安心して、健やかに暮らせる世界に取り組んでいる素敵な人たち。その夢を実現するために、非暴力コミュニケーション、ヨガ、平和活動を学び、分かち合うオンラインのフェスを準備してきている。
一方で、パレスチナとイスラエルは戦争状態。子供がいる彼女たちは、日々ミサイルが爆破する音を40回聞いているという。「軍事機の騒音もストレスだけど、もっと辛いのはその軍事機が誰かを殺しに飛んでいること」と話していた。一方、コロンビアでは生活や汚職に苦しんでいる人々が立ち上がり、警察から厳しい弾圧を受けている。
そんな中、彼女たちは平和の道を歩み続け、この企画を進めている。
それが、どんな心境なのかは僕には想像もできない。
でも、ついこの間までは、日本にいる僕たちの上の世代のほとんどがその恐ろしい戦争と戦時中の抑圧や強制を体験していた。きっと、その苦しみとトラウマは僕たちの中にも、何らかの形で続いているのだと思う。
戦いは、戦争は終息宣言があった後も続く。
被害から立ち直れない人や、そういう問題を引き起こした「何か」
原発事故と同じように。
外の世界だけではなく、僕たちの中でも内戦があったりする。受け入れ難い部分、押し殺している大切な自分の部分、厳しく自己評価する自分の部分、やさしさと思いやりのある自分の部分。
それらを善悪や正しさ、過ちではなく、思いやりと愛の眼差しで見ようとするのが僕にとってNVCの魅力。
自分も他人も喜びも、悲しみも、幸せも、怒りも全部、同じように慈しむ愛の道
to be moved by love
僕も、先週関わることになってコロンビア人の友達カミーラとオープニングをすることになった
僕が敬愛しているNVCと社会変革の先生Roxyも出るしダンサーからNVCのトレーナーになった人気のヨラムや世界中の多様な先生方が集まるよ活動仲間の安納けんと鈴木重子も!
初心者からベテランまで入門編、トラウマ、性について、社会変革、子供のプログラム、ヨガセッション、悩みを聞いてもらったり、共感をしてもらえる「部屋」などかなり色々あるみたいだよ。
日本語通訳もある
Come join us for a more peaceful world
moved by love
Kai
詳細、申し込みはhttps://www.nvcrising.org ←右下に言語を変えるボタンがある
*キリンはNVCのマスコットキャラクターのようなもの(そこにはそれなりの意味がある)
以下は、以前行われたNVC Japan Festivalの関係者に送られた案内メール
NVCグローバルフェスティバルJAPAN(2020)につながる皆様 お久しぶりです。いかがお過ごしですか。 昨年、NVCグローバルフェスティバルJAPANに参加してくださった方々から 今でも、あのフェスに参加したことでNVCに出会い、学ぶきっかけになった、という声をいただきます。そんな声が聞こえてくると、また次にバトンをつなげてゆきたい、そんな勇気が湧いてきます。 一方で、なかなか終息の見えないコロナ禍のなか、人と人との距離を保つことが今やモラルとなり、息を潜めて暮らさなくてはならない息苦しさも、日に日に濃くなってきてはいませんか。 マスクを外し、誰にも気兼ねすることなく、思いっきりおしゃべりをしたり、食事を楽しんだり、そんな日が一日も早く来てほしいなと心から願うばかりです。 そんな鬱々しがちなときこそ、どんなに過酷な状況に置かれてもなお人間らしくあり続けるための言葉とコミュニケーションの知恵がいっぱいのNVCのエッセンスが、もしかしたら私たちの役に立つかもしれません。 また今年もNVCライジングフェスティバルがパワーアップして帰ってきました。 どんなパワーアップかといいますと、同時通訳の言語がぐんと増えているのです。 英語圏で生まれたNVCが、世界各地の文化や言語に溶け込んで、新たな共通意識を生み出している。そんな同じ地平線に私たちは立っています。 それでは、まもなく始まるNVCライジングフェスティバルのプログラムを 簡単に、(同時通訳のつくセッションに絞って)ご紹介します。 5月28日(金) 22:00 ヨラム・モセンゾン「意見の違いを越えて、その奥でつながる」 5月29日(土)7:00 メアリー・マッケンジー「自分とつながる自己共感のプロセス」 5月29日(土)11:00 アレクサンドラ・ノーマン「性について話そう」 5月29日(土)20:00 ヨラム・モセンゾン「挑戦的な対話をナビゲートする」 5月30日(日)7:00 ジハン・マクドナルド「文化、意識、そして能力。コミュニケーションを超えた非暴力」 5月30日(日)11:00ロキシー・マニング「個人の成長以上のもの。NVCによる非暴力活動の支援」 5月30日(日)13:00マナシ・サクセナ「不完全な状態からのスタート・NVCと社会変革」 5月30日(日)19:00イルムトラード・カーシャ「共感?自己表現?誠実さをケアする」 5月31日(月)15:00 サムウェル・オガラー「共存関係の構築」 5月31日(月)19:00 サビーン・ガイガー「トラウマの克服、あるいは従順さを超えた人生の選択」(心の中に深く刻まれた制限された信念に、優しさと配慮をもって寄り添う) なにか、気になるセッションはありますか? フェスティバル終了後も1年、動画を見ることができます。良かったら、あなたの引き出しの仲間に、いざというときのお助け舟として、NVCの知恵袋をこそっと入れてみませんか。 通訳・翻訳チームが、扉の向こうで、あなたが戸を叩くのを待っています。 龍村ゆかり(NVCグローバルフェスティバルJAPAN2020世話役共同代表) ウェブサイトはこちら https://www.nvcrising.org/ 右下の言語の中から「日本語」を選んでください。 私たち日本語サポートチームには、6人の同時通訳者、5人の翻訳&当日アシスタント、3人のコーディネーターのチームで構成されています。英語が母国語の人もそうでない人も、日本に住む人もそうでない人も混ざっています。NVCを生きることに大きな関心があり、そこに自分たちが言葉の架け橋として役に立つことに大きなパッションと喜びをもっている同志たちです。 今回のフェスの大きなテーマは 「二極化する世界を生きる」 です。 今を生きる大きなテーマだと感じています。NVCはそれにどう役立つのか、どう使えるのか。 通訳のつくセッションはテーマにドンピシャなセッションもあるかもしれません。私たちの知っているトレーナーも、実は全く知らないトレーナーのセッションにも通訳がつくことになりました。 日本からたくさんの方が参加することを願っています。それが私たち言語サポートチームの願いです。 そして何か不安なことがあれば教えてください。 できる限りのサポートをします。 日本の人たちに多文化の人達と共に学ぶと文化や国を超えて共感するという体験をしてほしいのです。 最後に。このフェスのプロデューサーの一人でもあるシャハールはイスラエル人です。彼がアラビア語が載ったフェスのホームページを「イスラエル人として嬉しい」とシェアしてくれた時、アラビア語で表記されたウェブページそのものの美しさとシャハールのあり方と行動力に心が動いたのを覚えています。この人たちを応援したい、と。(日本語の他にアラビア語、ロシア語、ドイツ語の通訳がつきます。) NVCグローバル フェスティバル(ライジング フェスティバル)でみなさんにお会いできることを楽しみにしています。 グローバル フェスティバル2021日本語・英語コーディネーター 実穂・麻衣子・恭子 (日本語でのお問い合わせは実穂まで:miho.dance.tree@gmail.com) |