【エコビレッジ】GEN代表Koshaのプレゼン(4月15日)

エコビレッジって聞いたことある?

僕の周りでは「エコビレッジ」は理想のコミュニティ、目指している世界を象徴する言葉

僕も、複数のエコビレッジや似たようなコミュニティをいくつか訪問したり滞在したりしてきた。僕にとってかけがいのない体験

滞在したことある場は例えば

  • ブロックス・パーマカルチャー・ホームステッド Bullocks Permaculture Homestead(オーカス島、ワシントン州)
  • シティリペア City Repair(ポートランド、オレゴン州)
  • カサデパス(パンチョの家)Casa De Paz(オークランド、カリフォルニア)
  • バーニングマン Burning Man(ネバダ州)
  • ポシビリティーアライエンス Possibility Alliance (ミズーリー州)
  • フィンカボナフィデ Finca Bona Fide(オメテペ島、ニカラグア)
  • プラムビレッジ Plum Village(カリフォルニア、フランス、香港、タイ王国)
  • シューマッハカレッジ Schumacher College(トットネス、イギリス)
  • トランジションタウントットネス Transition Town Totnes(トットネス、イギリス)
  • タメラエコビレッジ Tamera Ecovillage(ポルトガル)
  • パンパン Pun Pun(チェンマイ、タイ王国)
  • エコビレッジサイハテ Ecovillage Saihate(三角、熊本)
  • シャンティクティ Shantikuti(安曇野)
  • アズワン鈴鹿コミュニティ As One Suzuka Community(鈴鹿市)
  • トランジションタウン藤野(藤野)とかかな〜忘れてるのもありそう

これらが僕の目指す世界やコミュニティデザインのイメージと知識のベースになっているんだと思う

それをTokyo Urban Permacultureやパーマカルチャーと平和道場という形で仲間と創造してみている

そんな中、しあわせの経済の活動で縁がある日本社会連帯機構からGlobal Ecovillage Network (GEN)代表のKosha Joubeltさんとイベントをしないかというお誘いがあった

4月15日 しあわせの経済 コミュニティフォーラム2020 オンラインイベント

彼女と対談からのお誘いがいつの間にか通訳もやる感じの流れになった。英語で対談しながら、二人分の通訳と、時間のタイムキープ(通訳も時間節約するために要約したりする必要があって)、かなり頭をフル稼働しながらやることになった。いや〜随分いろいろできる脳なものだとちょっと他人事のように感心した。

さて、彼女の話が多くの人に参考になると思ったから、簡単なメモ的な感じで紹介したい (permaculture ethic: share the abundance)

Kosha Joubelt (コーシャ・ジュベール)
Global Ecovillage Network 代表 国際的ファシリテーターとして活動。世界各地のコミュニティを訪問しながら、 ネットワーク活動、交流と人材教育の支援活動を行う。COP21~25では政府 側ブースでも各国代表にエコビレッジの可能性を紹介している。

Global Ecovillage Network 事務局フィンドフォン(スコットランド) とは 国連経済社会理事会の諮問団体。UNTAR や UNESCO と提携し、世界の政策決定者、政府書記官、研究 者、実際化、個人など、同じ方向性の人や取り組みをネットワークし、モデル事例をみえるかして紹介し ながら、持続可能、再生可能な社会の方向に移行を促すのが目的。モデル事例を COP などを通して世界 に紹介したり、コンサルタント活動、人材育成教育を行っている。5 大陸に各事務局があり、日本はアジ アオセアニア地域に所属。

彼女のエコビレッジ 紹介プレゼン(一部省略)

GENのシンボル(イメージロゴ)は蓮の花と蝶々

左:【グローバルな課題】私たちはグローバル健康危機のコストを目の当たりにしていて、それは格差の危機、気候危機、絶滅の危機と密接に繋がっています。私たちは人類のあり方を革新的にかえる必要があるけど、私たちが作ったシステムは変化に抵抗してしまう

右:【ローカルな答え】ローカルな取り組みがコミュニティ、地域、国がSDGsや気候変動枠組み条約を満たすために必要としているイノベーションを切り開いていく。エコビレッジはリジェネレーション(再生)のハブであり、ローカルな変容のきっかけになり、人類として直面している難題の中レジリアンスを作っている

雑訳(雑な翻訳)

訳すのがめんどくさいのでスキップ!
左の図は、GENを形成する地域や性質別(若者とか)のネットワークを表している

GENの中に含まれている様ざなな取り組みをスケール別に分けたイメージ。

一番下(小さな単位)からエコ市民、エコプロジェクト、エコ学校、エココミュニティ、エコビレッジ、エコ地区、エコ都市、エコリージョン(地域)

一番、紹介したかったのはこれ「リジェネレーション(再生)マップ」エコビレッジの原則

右:エコビレッジとは、参加型デザインプロセスをコミュニティとして取り組みながら、サステナビリティのエコロジカル(環境)、経済、ソーシャル、文化的側面をホリスティックなシステムに統合しようとしている集合体。

頭が回らなくなってきた Oh no!

左:4つの分野に分けられたエコビレッジの原則

【social】
多様性とまとまり/団結
信頼とコミュニケーション
調停・紛争解決
リーダーシップとガバナンス
生涯教育
健康とヒーリング

【経済】
地球のバウンダリー(成長の限界)
責任のある(持続可能な)消費
ソーシャルアントレプレナーシップ
分かち合うこととコラボレーション
公平な所有権
銀行・取引

【文化】
ビジョンと目的
マインドフルネスと自己探求
アートとセレブレーション
叡智とイノベーション
守ること
自然との繋がり

【エコロジー】
種、食、土
水のサイクル
再生可能エネルギーと交通
エコ建築
ゼロウェイスト
生態系の再生・修復

Koshaが住んでいるスコットランドのフィンドホーンエコビレッジにある、自然建築の瞑想ホール

世界最大級のエコビレッジ「オーロビル」(インド)では太陽光で蒸気を作り1000人分の昼食を作っているとか

ドイツのエコビレッジ の写真。信頼と支え合いのある人間関係づくりを表している。

パレスチナのファルカエコビレッジ。紛争が引き起こすトラウマに焦点をあてた平和なコミュニティづくりに取り組んでいる。

フィンドホーンの大ホール。

地域性、文化の大切さをKoshaは強調していた

エジプトのセケムエコビレッジ。愛の経済をテーマに、オルタナティブな金融に取り組んでいる

国連の気候変動会議でエコビレッジについて紹介したり、国連と共同プロジェクトに取り組んだり

エコビレッジはプロセスであって、結果ではない!

エコビレッジインパクトレポート
国連などへのSDGsレポートのためにエコビレッジの調査(100箇所)をしたところ
97%が汚染、破壊された生態系を再生していた(砂漠を森に変えたり)

90%が土やバイオマスで炭素隔離を行なっていた(大気中から二酸化炭素などを取り出す)

97%が水の循環システムを再生してた(地下水の再生とか)

100%持続可能な発展、循環型ライフスタイル、気候変動アダプテーションについての教育を行なっていた

以下は、エコビレッジ がいかに環境再生を実現してきたか
破壊された環境を豊かな森に変容させてきたイメージ

フィンドホーン1970→2019

タメラ2006→2009

ブラジルのインスティチュートテラ2001→2019

エジプトのセケム1978→2015

オーロヴィル1970→2016

エコビレッジはインスピレーションの場

繋がり続けよう〜

今週末(4月24−26)にエコビレッジの原則を使いこなすためのオンライン講座があるよ。Koshaが教えているもの

危機の時代のコミュニティ
リジェネラティブなコミュニティデザイン
っというタイトルの講座
https://ecovillage.org/online/design/

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パーマカルチャーツアーやってるよ。