2050年から今を見るとき、私たちは何をするのか?リン・ツイストのメッセージ

世界的なファンドレイザーでありアクティビストであるリン・ツイスト。
お金を、お金も地球も命も喜ぶ使い方に投じ世界を変えることができるということを実践して見せている人です。
世界中でコロナウイルスへの恐れが蔓延していることを受け、ウェビナーを開催し、人々にインスピレーションとなるトークをし、彼らからの言葉を出し合う場を持っています。
ジョアンナ・メイシーやリン・ツイストは「こんな未来に、後世にひとたちには生きてもらいたい」というストーリーから人を動かしていくビジョネアです。
いま目の前にある恐怖に反応的に生きるだけでなく、このパンデミックが過ぎ去った後、私たちがどんな社会に生きていたいのか、そこからいまを生きることができるよ、というメッセージ。

「この試練の時代の舵取りをする」

2050年から今を振り返る時、2020年からの10年間が持つ意味は大きいのです

リンが一貫して伝えているのは「The principle of sufficiency(充足主義)」。
「もしあなたが、本当には必要がないものを手放す時、あなたが持てるもので、どんなに大きなことができるのか、その大いなる力を感じることができますよ。そしてその力は広がっていくのです」

この動画の中で最も重要なメッセージを、仲間のめぐちゃんが訳してくれました。

想像してみてください。もし今、2050年だとしたら。その頃私たちは人類の歴史の中で「最も重要な10年間」だった2020年から2030年を振り返っています。2050年になり、潮流の変わり目となった10年間の最初の年、2020年を振り返っています。その時、私たちは未来への展望を手にした1年でした。ウィルスによって全てが混乱に陥ったため、私たちは見直し、リスペクト(尊敬)、つまり再び価値を見直し、想像し直し、デザインし直して、パンデミック後の社会を創り直すチャンスが与えられました。2020年から2030年の10年間で、持続可能な開発目標(SDGs)が達成されるのです。国連によってではなく、世界中の人々によって。その10年間で社会だけではなく、メディアにも存在していた暴力がなくなっていき、経済だけではなく生態系のことも大事にできるようになりました。自己(エゴ)ではなく、生態系を大事にした暮らし(エコ)も実践できるようになったのです。

はるか昔、2020年から2030年にかけて、カジノのような株式市場は急落するのですが、経済は作り直され、全ての人にとって有益なものになるのです。2050年の今、私たちはそんな経済を手にしています。その経済によって、教育システムも見直され、全ての人が無料で教育が受けられるようになるのです。医療システムも見直され、全ての人が健康で生産的な人生を送ることができるようになるのです。

徐々に国境がなくなっていくような、全てが変わる10年でした。人とのつながりを思い出した時代でした。その当時のことを思い出して欲しいのです。気付いてください。その10年間で、私たちは自分では達成できなかった変化を起こすことができたのです。母なる地球が私たちを揺り動かして変化させ、生まれ変わらせ、混乱させたのです。そうしてようやく、このような変化を本当に起こすことができたのです。

訳:Megumi Hirokawa

ビデオ、長く見えますが、4分からリンがガイド瞑想をします。8分から本題のトーク、26分くらいのところが面白いです。
最初の30分くらいがリンのトーク。後半は参加者の感想タイムに入ります。ひとり30秒から1分くらいで本当に感想なので見なくて大丈夫です。

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日本語で読めるリン・ツイストの記事
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このシリーズのリンの無料ウェビナー、継続的に開催されています。
スケジュールや内容はこちらからどうぞ。
Free Webinars with Lynne Twist: Navigating These Challenging Times

ギフト経済の大御所、チャールズ・アイゼンシュタインとリンの対談。
まだチェックできていませんが、あつすぎます♡
これは訳したい(どなたか訳しませんか?)
A Conversation About Living in the Gift

TEDxや Wisdom2.0などでのトーク多く、ぜひいくつか見てみてください。

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パーマカルチャーツアーやってるよ。