RIGHT LIVELIHOOD 正しく生活の糧を得る

僕の生き方を大きく影響しているのがプラムビレッジの教え
そこでの僧侶や一般の人のあり方やそこで教えていることに感銘を受けている
「平和への道はない平和こそが道だから」を体現している実在するコミュニティー
そこでの誠実な日々の取り組みそして絶妙な適当さとゆるさが僕の活動のインスピレーションになっている
苦しみから解放されて本当の自由、平和、愛の道を歩むための自分への誓いを5つのマインドフルネストレーニングとよんでいる(英語版はここ)そして、さらに真剣に取り組む人には14の戒律が授与される(日本に数人いる)「健全な」生き方のガイドのようなもの
これは、自分への誓いだから別に誰かに強制されたり評価されるわけではない自分の幸せのため、自由のためその延長線で世界の平和のためでもある
そして、トレーニングなので文章の本質的なエッセンスを理解することそして、これを実践することにチャレンジするという感じで僕は受け取っている(僕は14の戒律は授与はしていないけど生き方のガイドとして活用している)
その中の「正しく糧を得る」が特に響いている(英語版の方が表現がやわらかい)*翻訳はサンガ出版の「ブッダの幸せの瞑想 マインドフルネスを生きる−ティク・ナット・ハンが伝えるプラムヴィレッジの実践」より

RIGHT LIVELIHOOD第十一のトレーニング:正しく生活の糧を得る
環境と社会に対して多大なる暴力と不正義が行われてきたことに気づき、人類と自然に害を与えるような営みをしません。あらゆる力をつくして、地球上のすべての生きものの幸福に役立つ暮らし方を選択し、慈悲と理解への理想を現実のものにするようつとめます。世界の経済、政治、社会の現実、生態系と自分たちの関係性につねに目を向け、消費者として、市民として、責任ある行動をとります。天然資源を枯渇させたり、地球にダメージを与えたり、他の生存の機会を奪うような会社には、投資をせずその製品を書くこともしません。

こういうことを、学校で話しあったり、キャリアカウンセラーや教員、親が意識したら全然違う世界になるんじゃないかな?
次の二つのトレーニングも僕の人生のガイドになっている

REVENERENCE FOR LIFE第十二のトレーニング:いのちを尊ぶ
戦争や紛争によって大きな苦しみが生まれることに気づき、日常生活の中で非暴力と慈悲を育くみ、相互存在への洞察を養い、平和教育やマインドフルの瞑想を推進し、家族とコミュニティと民族的・宗教的な集団や世界に、和解を促進することを誓います。けっして殺さず、人にも殺させません。自分の思考と生活によって、いかなる殺生の行為も支持しません。いのちを守り、戦争を防ぎ、平和を実現するためのよりよい方法を見つけるため、サンガとともに深く見つめる実践をつづけます。

GENEROSITY
第十三のトレーニング:寛容さを育む
搾取、社会的不正義、略奪、抑圧による苦しみに気づき、自分の考え方、話し方、行動において寛容さを育むことを誓います。人間、動物、植物、鉱物の幸福のために働き、自分の時間、エネルギー、持ちものを貧しい人びとと分かち合うことで、慈しみを実践します。盗んだり、他に属すべきものを所有したりしません。人の所有物は尊重しますが、人間やその他の生きものの苦しみから利益を得るような行為を防ぐようにつとめます。

現代生活をしている限り、どれも完璧に実践るのは不可能に感じられるけど、大切なのは自分が信じているあり方や価値観に向かう道を歩むこと。結局、苦しむのは僕たち自身だから。頑張って苦しみが増える道を歩いても意味がないから。どうせなら、幸せと平和、余裕と愛が増える道を歩みたいよね。
プラムビレッジでは、毎週のようにこれらのトレーニング/戒律を唱える。

5つのマインドフルネストレーニングも毎週唱えることがオススメされていて、最低三ヶ月に一回は唱えないと授与が無効になってしまう(僕は何度も無効になってしまっている)。唱えてはないけど、心の中で意識しながら、ちょっとずつ苦しみを生む習慣を変えていって、信じられるあり方にゆっくりと向かっている。

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パーマカルチャーツアーやってるよ。