写真はhttps://mooventures.blog/より
僧院巡りからバビロンへ帰ってきたよ〜
両方好き
どっちも自分の意識を育てる
素敵な修業の場
平和を体現するコミュニティー(僧院や大自然)と
多様性とカオスが豊かな一般社会を
行き来できるのは本当に恵まれていると感じている
(バビロンの天然酵母パン(執着)が美味しすぎるし!)
さて、
マネージャーのレミちゃんが
MLに流してくれた素敵な記事を
ブログでも紹介したかった。
Awakin Circleで最近回ったいた記事
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「この世には2種類のレジスタンス(抵抗)がある」
もう(地球と人類は)手遅れだという人がいます。
気候は狂ってしまい、種は続々と死に絶えている。戦争、絶望。
ブッダの闇と光の教えはシンプルです。
「上と下」「左と右」「生と死」
対になるものをとってしまったら、もう片方の概念は成り立たない。
かように、それらは個別に独立しているのでなく。
私たちもそうです。
私たちは多様な要素から成り立っています。先祖、DNA、消費するもの、人間関係、行動。
きっと、世界のどこかに、私たちの「半身」がいるに違いない(プラトンのソウルメイトみたいなやつだと思います)身の回りに不正義を見るとき、怒り、絶望、恐れが湧きます。反抗し、抗議し、行動し、反対意見を持つ人に反対し論戦を張りたいと思う。
しかし、私たちはこれらのエネルギーを思いやりや非暴力的なエネルギーに「スキルフルに(洗練して)」変えていく必要があります。もしも本当に効果的に世界を変えたいのならば。その手の抵抗には「サチャグラハ」が必要です。
それは魂の力です。
心に、火のように強い決意を持つこと。
どんなに自分たちの視点と違っていても、ものごとは「左と右」のように互いに依存し合っています。そこを見ようという意思を持つことです、集合的な意識変容を起こすためには。(ここちょっと怪しいので、どなたか修正を・・・)そしてもうひとつ、違った形の「レジスタンス(抵抗運動)」があります。これについても考えるべきです。
それは、肉体が風邪やウイルスに抵抗力を持つように、絶望に対して自らの内側の抵抗力(免疫?)を上げていくことです。禅僧のティク・ナット・ハンはこう語っています。
「このタイプの抵抗運動には、企業や政治家や政策など、戦うべき相手はいません。
すべては私たちの自由意思(free conscious choice)でできることです。
誰かを判断・批判することなく、自分の主張を押し付けることなく。」具体的には、
・私たちは買いすぎを控えることができます(less consume)
・(チェーン店や大型スーパーで買うのではなく、地域の小売業で買い物することで)ローカル経済を支えることができます
・日々の食事から、肉を減らしたりなくしたりすることができます(特に牛肉を食べることは環境破壊を加速させている一大原因と言われています)
・そばに住んでいる人たちと仲良くし、コミュニティで子供達を育てます
・木を植え、水と土を守り大切にします。それらが、平和のモデルとなるのです。新しい年を心から新しくするためには、今年はこの2種類のレジスタンス(抵抗運動)が必要になるでしょう。
ーロンダ・ファビアン(2019.01.07)
ー訳:藤井麗美
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