6月9日に行われたローカリゼーションデイ日本2024で行われた分科会で、生物多様性とオーガニック給食に取り組んできた手塚幸夫(「いすみや」店主)によるお話し。
分科会の説明
オーガニック給食で全国に知られるようになったいすみ市ですが、以下の取り組みを同時に進めてきています。①教育ファーム:有機稲作体験と環境教育と食育とを一体的に捉えた学習、②いすみ生物多様性戦略の策定:健全な農林漁業の推進のための指針、③有機農業と生物多様性:農業団体と環境団体とが一緒になった協議会を設立して自然と共生する里づくりを目指す。これらの事例を紹介します。
トーク:手塚幸夫(「いすみや」店主)
モデレーター:ソーヤー海(パーマカルチャーと平和道場)
ローカリゼーションデイ日本2024のアーカイブ動画は↓
https://peraichi.com/landing_pages/view/localizationdayjapan2024
基調講演
- ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ
「グローバルからローカルへの道筋ー大局的な視点に立つ」 - 印鑰智哉(OKシードプロジェクト事務局長)
「絶望から希望へーーグローバルなシステムの転換」
分科会のテーマ
- 対話型コミュニティを仕掛ける20代のリアル
- 大地再生x種子
- いすみの事例
- 世界の民族や縄文人の伝統に学ぶサステナブルな暮らし
- たねのローカリゼーション~たねから持続可能な地域づくり~
- 災害とコンポストトイレ
- 気候変動xローカルxジェンダー
- 「すてる」でつながる地域といのち
- 滋賀とローカリゼーション~流域1450万人の「コモン」
***ローカリゼーションデイ日本2024***
ローカリゼーションとは、人々のつながりと多様性という土台の上で繁栄する、わたしたちの「新しい物語」です。共に食べ物を地域で育てて食べる。子どもたちをつながりの中で育てる。一人ひとりと私たちを育んでくれる自然を大切にする。お金が地域でまわり、安定的雇用を生み出し、みんなが誇りに思える地域経済。そのような、人も自然も再生(Regenerative)していく暮らしと社会のあり方を模索する世界的なムーブメントです。
世界のローカリゼーション運動をネットワークする国際組織ローカル・フューチャーズは、「グローバルからローカルへ」を合言葉に点から線へ、線から面へとつなぐようなローカル運動を呼びかけ、6月の夏至を中心とした1ヶ月間、英語をベースとしたさまざまなオンラインプログラムを準備しています。(詳細情報はこちら(英語))
日本でも、辻信一さん呼びかけのもと、日本語での「ローカリゼーションデイ」を6月9日(日)オンラインで開催することになりました!
今年もオンライン上で地域を超えて集いましょう。地域ごとの実践に学び合い、課題を共有し、ローカルな未来に向けての出会いをお祝いしましょう!
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