7月25日 ミキ・カシュタン特別オンラインWS「離れて、共に市場経済を超えたニーズへの対応」

Miki Kashtanは僕が尊敬している、NVCと社会変革の大先生。本気(本音?)すぎてちょっと怖いこともあるけど、彼女の信念、洞察、経験、技術に感銘を受けてきた。僕がものすごく成長したNVC Leadership Programの創始者の一人。

安納けんさんと鈴木重子さんと、彼女の来日企画を何年も試みたんだけど、2回くらいキャンセルされて、最後には「私は日本には行かない」というようなことを言われた。自分のミッションに忠実な人だから、おそらく日本来日は彼女の社会変革の役割と一致しなかったみたい。

でも、諦めずにけんさんが彼女にお願いし続けたら、ついにオンラインの講座をやってくれることに同意してくれた(奇跡?!!!)。当日までどうなるか分からないけど、ここまで来れたことにお祝い。

より素敵な世界を育んでいきたい人には超オススメ!
平和、アクティビズム(社会変革)、NVC、ファシリテーション、コラボレーションなどをものすごく探究してきたスーパー実践者。
本気でBe The Changeを体現しようとしている人だと僕は感じている。

COME JOIN US!

以下、オフィシャルの告知より

ようこそ。
この機会に関心を寄せていただき、
ありがとうございます。

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▼ お誘いのメッセージ
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運営チームを代表して 安納 献 (執筆協力・鈴木 重子)

この世界の中で、未来の自分の幸せが思い浮かばず、不安な気持ちになることはありませんか?
社会の中で、孤独を感じたり、自分の存在の意味がわからず、憂鬱な気持ちになることはありますか?
コロナ禍のなか、先行きが見えずに、焦りや怖れを持っていますか?

自分の抱えている、そうした不安や憂鬱が、自分の能力や努力ではなくて、社会を司るシステムから来ているかもしれないと思ったことはないでしょうか?
私たちが当たり前のように思って生きてきている、お金・資本主義を、システムの視点から考えてみませんか?

私は子供時代をフィリピンのマニラで過ごしました。
交差点で車が停まるたびに、自分と同い年くらいの子どもたちが、蒸した落花生や新聞紙を売りに、危険をおかし何車線もの往来を渡って、窓を叩きに来たのを覚えています。
なぜ、自分と同じ子どもが、こんなに辛い暮らしをしなくてはならないんだろう?いたたまれない気持ちでした。

毎回新聞を買ってあげても、彼らの生活の大変さの根本は変わらない。
子どもの私には、この困難な状況の解決策が、どうしても思いつけませんでした。
どうしてこんなことになるんだろう?
どうしたら手助けができるんだろう?
みんなが幸せになれる世界は、作れないんだろうか?
自分自身も大変な人生を過ごしながら、そう問い続けて生きてきました。

あれからもうすぐ40年。
世界はますます、多くの人にとって生きるのが難しい場所になっているように思います。
世界中の人の貧富の差は、いつにも増して大きくなり、富める者も、貧しい者も、不安から逃げられない。
資源は底をつきかけ、気候変動で多くの生物が絶滅し、そして今は、コロナウィルスの影響で、社会の根底を揺るがしている。

私はNVCを通じてミキに出会いました。
彼女の話を聴いて、私は、これまでの自分の疑問に大きな光が差したように感じました。
私の抱える問題を解決するためには、世界全体のシステムの、長い歴史を含んだ視野を持つ必要がある。

社会のシステムが、私たちの幸福や豊かさをサポートする流れを持たないとき、
その中にいる個人が、どんなによい意図を持って努力しても、その努力が、私たち全体の安心や安全に貢献することはとても困難です。
自分の人生の問題を改善しようとがんばっても、その自分の周りで、社会全体のシステムがどんな影響を与えているのかを見通す視点を持たない限り、根本的な解決をすることはないのです。

(私の評価では)世界で最も影響力のあるNVCトレーナーの1人であるミキは、社会変革についての考察と実践に、大きな情熱と卓越した経験があります。
社会システムがどのようにして今の形になったのか、ほんとうの意味で持続可能になるために何が必要かについて、この混沌とした世界の中で、深く誠実に考察を続けている人の一人です。
他では聞けない視点で、今の世の中を見る機会を与えてくれます。
また、いのちをサポートする、新しい世界の可能性についても語ってくれます。

コロナウィルスの影響で先の見えない世界。
これまでの時間のなかで、今ほど、新しい視点と、それに基づいて行動する深い勇気と愛が必要だったことはないと思います。

ミキは、通訳を介したワークショップをする意図を持っていないのですが、私は、どうしても日本の人たちに、彼女の存在と視野を紹介したくて、懸命にお願いをして、このセッションを実現させました。
同じ世界の見方を共有して、世界の希望に向かって共に生きてゆける仲間を作りたかったからです。
今後はおそらく得られない、とても貴重な機会に、共に学び、探求できることを楽しみにしています。

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▼ 開催に関する情報
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*日時:2020年7月25日(土)20:00-22:30
*場所:オンライン(Zoomを予定、参加申し込みいただいた方にリンク配信)

*おおまかな内容:
ミキの話題提供をベースに、出来る方は、小さなグループに分かれて感じたことや意見を分かち合う時間もつくるような機会になる見込みです。

★ミキは英語で話しますが、安納 献・鈴木 重子による逐次通訳があります。

*お申し込み:
https://forms.gle/8oVgDq2K6gH7kGgu7

*定員:数百名(予定)

*参加費について:
定額ではなく、“ギフトベースでの寄付”を予定しています。

この機会の一環として、「地球上の権力と特権の力学、そして私たちが行う仕事において、お金が果たす役割を認識しながら、私たちがどのように資源を管理しているかを見ていきたい」と考えているためです。

あらためて、ワークショップ後半でもお伝えし、入金のための情報を終了時にお送りします。

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▼ ミキ・カシュタンについて
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Miki Kashtan

BayNVC創設者
CNVC認定トレーナー
1996年より、5大陸でNVCを伝える

↓ 詳細なプロフィール・書籍情報など(英語)
https://thefearlessheart.org/about/

ミキのブログ「the fearless HEART」
https://thefearlessheart.org/

BayNVC
https://baynvc.org/

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▼ ミキのメッセージを一部ご紹介
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<リメンバリング:大切なものを思い出すための詩>

私たち一人一人が、
“他の人の手”のはかり知れない動きの中で、そして、働きを通して、生きている。

他の人の手は、
私たちを子宮から取り上げる。

他の人たちの手は、
私たちが食べる物を育て、着る服を織り、住む家をつくる。

他の人の手は、
情熱の瞬間に私たちの体に喜びを与え、
災難や苦悩の時には、助けとなぐさめを与えてくれる。

自然の共同体は、
他の人々の手の中にあり、他の人々の手を介して、
私たちそれぞれの個別の生活の必要性と快楽に合わせて適切に収穫され、利用される。

そして、最期の時、
私たちを大地に降ろすのも、
他の人の手だ。

– ジム・ストッキンジャー

今回の危機は、私たちが個人的にも集合的にも、完全にシフトチェンジし、命や、お互いや、自分自身との関係を変革する機会です。
このワークショップでは、そのことをテーマに扱います。
コロナの危機は、以前は過激派の片隅に追いやられていた深い会話を可能にします。

“生きるための大原則”を、
「経済を維持する」ことから、
「資源を最も必要とされているところに向ける」ことへ、
どのようにシフトしていけるでしょうか。

国家元首、企業経営者、他の多くの人たちは、
私たちがただもう少しの間、耐え忍びさえすればいいかのように語ります。

耐え忍んでいれば、ワクチンが開発され、コロナの危機が終わり、
そして、今まで通りの生活に戻ることができると。

その「今まで通り」が、
“何十億という膨大な数の動植物にとって破滅的なもの”であったことは、全く気にかけていません。
それが、“未来に生命を維持する気候の可能性を全く残さなかったこと”も、気にかけていません。

私たちは、この“抽出的で浪費的な経済”が「唯一の現実的な選択肢」であると言われ続けています。
しかし、実際には、コロナのような危機的な状況では、現在の経済は、人々の必要に応えられないことが明らかになります。
実際、古典的な経済の定義でも、市場が応えるのは必要ではなく、「有効な需要」です。

交換経済とギフト経済の違いの全体は、この洞察の深さにかかっています。

(・・・続きはワークショップ本編へ)

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ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
ご関心・タイミングが合うようでしたら、ぜひご一緒しましょう。

運営チーム
安納 献、鈴木 重子、石川 咲子、石川 世太