コンサル企業をやめて2年間の巡礼に出た27歳 Zilongの話 PART 2

Zilongの話の続き

16日の道場オープンデーで
Zilongが人生の旅の話の続きをしてくれた

前回の話はここ
コンサル企業をやめて2年間の巡礼に出た27歳 Zilongの話 

因に、彼とともにサービススペースの中心にる
パンチョやニップンも一般的にいうと「成功者」達
パンチョはUCバークレーで天文物理学の博士号をやっていたメキシコ人
ニップンは20代で起業しITバブル期にもの凄い利益を得てしまった人 

彼らはみんなそれを「捨てて」、 
やさしさや思いやりのある世界のために 
奉仕する生き方を選んでいる 

 そういう人がサービススペースにゴロゴロいる

これがニップンのいう【ガンジー3.0】なのかもしれない 

Zilongは中国出身で
一人っ子政策社会の中で生まれた
親に取っては大切な息子
父親はエンジェニアで
家族でがんばって彼を成功の道へと支えてきた
家ではお皿を洗ったこともなかった
おぼっちゃまだとZilongは自分のことをいってた

そんな彼が
サンフランシスコのコンサル会社を辞めて
安定した生活、アメリカのビサ、年金などを
全て手放すと
電話で父に伝えたときに
父は当然ものすごく怒った

 Zilongは悲しさのあまり
電話をかけ直すねと父に伝え
電話を切り、10分間泣いた
ずっと大事に支えてくれた親が
もしかしたら彼を理解してくれないかもしれない
彼の選んだ道を受け入れてもらえないかもしれない
そんな不安が彼を悲しませた

電話をかけ直し
ちょっと吾を取り戻した父親が
「まー、お前はまだ若い
それがしたいことならそうすればいい」
と言ってくれた

そこから、Zilongの自転車に乗った
世界を巡る2年間の巡礼の旅が始まる

Zilongはサービススペースに関わりはじめてから
お皿を喜んで洗うようになった
サービススペースでは
奉仕(やさしさ)の練習や実践が文化になっている
大勢でご飯を食べると
お皿を洗いたそうな人が
やさしい取り合いをするくらい
サービススペースのメンバーは貢献するのが
喜びと日課となっていく

Zilongは巡礼の旅の先々で
泊めてもらったホストの家で
深く相手の話を聞いたり
お皿をあらったりしてきた

巡礼の到着地は故郷中国
親の家に戻ってきて
いつもどうりみんなのお皿を洗った
いままで一度も家でお皿を
洗ったことのない息子がお皿を洗い
とても平和で幸せそうにしていたので
親も関心してしまった
もしかしたら彼が選んだ道がいいのかもしれない

その後、Zilongや多くのサービススペースメンバーが
参加して来た10日間のヴィパッサナ瞑想を
父親も参加して
毎日2時間瞑想するようになり
エンジェニアの仕事を辞めて
田舎にエコビレッジをはじめることを決めた

今、Zilongの父は始めてアメリカで旅をしていて
サンフランシスコに到着した日に
ニップンの家族が21年間
毎週水曜日に開催してきた
Awakin Circleに直行した
そして、金曜日はパンチョが主催している
Awakin Circle。
息子が辿ってきた道を
父親が歩み始めている 

サービススペースのホームページに
Change Yourself, Change the Worldと書かれている

自分を変えれば 

世界が変わる

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パーマカルチャーツアーやってるよ。